すべてのおすすめ
   




 呼び鈴を押さずに聞こえたドアの向こうの声を辿って私
 水槽のある風景に赤いインクを落としました
 この世に存在するすべての平行線が美しい、と
 ずいぶん暮らした街から ....
 俺には何もわからない。
 水道の蛇口をひねる。おまえの体液が心地いい。
 ずっとたゆたっていたい。
 かるく海の匂いがするそこに、ずっといたい。
 ずっといたい。
 傾 ....
 行ったことないけれど海の家のかき氷ののれんを突然思い出したわけで
 砂浜に置いてった夏にしか笑えないジョークを
 水道の水が冷たくなりかけのころ思い出す
 海になんか一度も行か ....
 ぐったりのびた豚の死体を担ぎ上げて
 好きな方角に向かって投げる
 車の後輪タイヤは空気が抜けてて
 地面にホイルがめり込む
 大切な約束をしたはずが
 赤 ....
 俯瞰で死ぬのは結構なことだ
 いい自殺とわるい自殺を引き算して
 割れた反射鏡にぶらさがってる俺の首から下
 生きてるかもしれない小便をかけてくれ
 化学物質漬の ....
 恋で埋める空き地を
 日が差さないとぼくは文句を言った
 音楽が流れる川のないところで
 水浸しになるだろぼくは手紙を送った
 物語の中にいるこれは嘘ですぼくは日記に記し ....
 正午過ぎには
 クリーニング屋がYシャツを届けにくるので
 僕は部屋で待ってます

          

           感動をお届けするために今日は ....
ガソリン浴びて火をつけられりゃ誰だって悲鳴を上げたくもなる
ああ悲鳴 それだ おれの耳に直接届くのはその声だ
燃えてら どっかの惑星じゃ燃えることもなかったもしれないが
ここ ....
倒れた自転車から音は聞こえない。

コインロッカーに花束を忘れてきた。

クレーン車の輪郭が闇に消える。

花壇の整列した花々で指先を切った。

低気圧、靴紐を揺らす。

埋められ ....
 熱を嫌う
 冬の午前十時
 錆びた手すりに
 もたれて
 こめかみを撃ち抜く
 動物園に火をつける



 噴水は枯れた
 飼育員の首吊り死体
 食らいつく ....
 こんなにもまっすぐ前が見えて
 とにかく死にそうだ
 街路樹の下に落ちた影が
 決められてもいないのに
 光を失う
 道の先で
 郵便配達夫が方向転換する
 それ ....
自分について語れない
夕陽が野原の風にすくわれて波となる
オレンジ色に染まった水色の傘が
骨組みだけ愛してと
叫んでいる
こうやって立っていると
 ....
 ぼくはすきなひとがいていなくなって
 かなしむことができませんでした
 ぼくはおはなにみずをやるのがすきで
 まいにちそうしておはなはかれました
 ぼくにはあなが ....
 曇天の風のない日
 窓の向こう
 歪んで映った一本の線は
 確かに電線で
 姿も見えないのに
 鳥の声が聞こえる
 洗面所の水道が止まらない
 蛇口のひ ....
 波打際から少し離れた砂浜で亀が死んでいた。
 漂着したパイナップルか自転車のサドルみたいだった。
 もう空は暗くなり、湾岸線のオレンジの光が砂浜に広がっていた。
 亀の ....
 

 一人モノポリーをやり過ぎて
 おれは部屋の中で気絶した




 靴を前足から順番に履いて
 おれは外に出た
 お空は恐ろしく翳っていた
 つまり夜

 ....
 僕らはいつから座っていたのだろう
 小高い丘の公園の白い階段には
 砂が混じっていて
 何かしゃべってるときでさえ
 いつも居心地の悪い摩擦を感じていた
 時間が透けて見え ....
 

 月曜日 自転車をぬるま湯につけて
 春の風を茹でる
 申し訳ないのは
 カラスの居場所がわかること
 その電線を切って
 市民プールにつなごう




 火曜日 性 ....
 
 夜のブランコの下に
 ブランコの数だけ影があります
 墓場の猫が
 首の向きを変えました
 足が濡れています
 宇宙です

 
 濡れている
 何もかも濡れていて
 ガスが漏れる音が聞こえて
 でもそこにはガスなんて存在しない
 濡れてもいない
 聞こえるし
 濡れている
 あ
 白い歯
 大きく ....
 どう考えても地面がめくれて覆いかぶさってきそうに思われたので
 部屋にいました



 バナナは勃起しません あのままです
 バナナの束も勃起しません あのままです
  ....
 立ち食いスパゲティ屋のことを生まれて初めて考えた。立ち食いとくればうどんだ。立ち食いときて、アインシュタインとくれば、それは立ち食いアインシュタインのことだ。まあ、アインシュタインが ....  便座泥棒という言葉はおれが今思いついた言葉だけど、そんなものを盗んでどうするんだろう。便座カバーを盗むんじゃなくて、あの馬蹄みたいな形をした便座オンリーを盗み走り去る泥棒。便座カバーを盗 ....  例えば、あなたの背後でペチッという音がしたら何を想像するかと言えば人それぞれだと思う。これだけ人がいるんだ。ハマチが少々高くてもいいだろう。だから、おれは自分の生き方として安易な答えなど ....  カレーのことを考えると涙が止まらなくなる、という人がいてもおかしくない世の中だ。なんで泣くんだろう。泣く理由なんてどこにもあるかいや。泣きたいから泣くんじゃいと知り合いの岸和田出身の ....
nm6さんのカンチェルスキスさんおすすめリスト(25)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ムーヴィング・自転車- カンチェ ...自由詩404-12-7
責任逃れの太陽- カンチェ ...自由詩504-11-25
台風スプレー- カンチェ ...自由詩4*04-10-20
視覚神経- カンチェ ...自由詩4*04-10-18
おまえの耳にいつか聞こえるはずだ- カンチェ ...自由詩4*04-10-17
卵を追う- カンチェ ...自由詩604-8-22
正午過ぎにはクリーニング屋がYシャツを届けにくるので僕は部屋 ...- カンチェ ...自由詩20*04-8-19
器官Baby- カンチェ ...自由詩4*04-8-4
埋められた飛行機に乗っている- カンチェ ...自由詩14*04-7-30
スローモーションの象- カンチェ ...自由詩12*04-7-29
不在- カンチェ ...自由詩8*04-6-14
水色の傘- カンチェ ...自由詩6*04-6-11
ちるどしつ- カンチェ ...自由詩13*04-6-9
蛇口のひねり方を忘れた- カンチェ ...自由詩12*04-5-10
機能- カンチェ ...自由詩5*04-4-14
マテリアル・グランドツアー- カンチェ ...自由詩404-4-7
夢の記述- カンチェ ...自由詩6*04-4-5
シャンプーハット群- カンチェ ...自由詩304-4-4
感触- カンチェ ...自由詩5*04-3-28
男性形- カンチェ ...自由詩4*04-3-26
涙からはじまり永遠のような一瞬で終わる- カンチェ ...自由詩4*04-3-25
クアラルンプールのけぞる- カンチェ ...散文(批評 ...3*04-2-14
日曜日には坊主頭がお勧めです- カンチェ ...散文(批評 ...4*04-2-13
セメダイン買い占め命令- カンチェ ...散文(批評 ...4*04-2-11
観覧車が燃えてるように見えたのは夕陽のせいだった。- カンチェ ...散文(批評 ...3*04-2-10

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する