コンクリートの丸いもようは、踏んじゃだめよ
って、
しあわせになれないから
って、
きみが言ったとき
さっき
二度ほど踏んでしまったぼくは
ちょっと泣きそうになって、あわてて
声をだし ....
満天の星の下で
優雅に飛び交う蛍たち
手のひらに降りてきた光
そっと抱きしめる
静と動!
遠と近!
悠久と一瞬!
異質の小さな光たちは
それでも絶妙のコラボレーションで
....
帰り道は
ひとつの
冷たい時代でした
足音ひとつのアスファルトを、両側から
音も無く包んでいた夏野菜の畑
あ、それならば、と
或る母の或るひとつの手に
直 ....
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