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夏の余した最後の赤で
サルビアが燃える

風が湿気を掃い
柿の実がひっそりと
みどりの果実を隠していても
項を焦がす陽射しや
散水栓の向こうに出来る虹
そういう夏の名残りに守られて ....
柿の実色に日は暮れて
通学路に残ったチョークの○も滲む頃
街中の電線にたわむ百舌たちは
嬉々 嬉々と啼いて安堵する

それを羨む秋の傍らで
きみに書きあぐねている手紙は
お決まりの挨 ....
突如現れ行く手を阻む

急流の渦に


巻き込まれぬよう

さらわれぬよう

細心の注意を払っていたのだが

この淀みにはちょっとお手上げ



けれど

も ....
不覚にも

こころときめき

きみの一挙手一投足に

いちいち振り向くこの僕



恋なんぞ

有り余っているのに



何故またこんな

浮かばれぬ思いを
 ....
桜さんの銀猫さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋の序章- 銀猫自由詩7*08-9-4
十一月のブーゲンビリア- 銀猫自由詩13+*05-11-4
木の葉の舟に乗って- 銀猫自由詩4*05-8-3
愛のポーション- 銀猫自由詩8*05-8-1

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