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石ころになりたかったんです
道のはしっこで
誰の目にもとまらないように
ときどき蹴飛ばされても
誰のことも恨まないような
ちいさな石ころになりたかったんです

たいせつな物は思い出の中に ....
いっぴきの蝉が
務めを終えたように 
仰向けに落ちて
空をひっかいている
親しんだ木々の幹に
戻る力はもう無い

おまえの瞳が
磨きたての宝玉のように
くろぐろと光をたたえるのが
 ....
昨日をかばんに詰め終えた
坂道 秋の木立 四種類の蝉の歌
清掃工場の煙突と浄水場のタンク
ダンスを始めた稲穂たち
鎮守の丘と用水路
高速道路の高架橋
思い出の風景をぜんぶ閉じ込 ....
松岡宮さんの橘あまねさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
未詩・秋のはじまりに- 橘あまね自由詩2018-10-20
夏が挽く歌- 橘あまね自由詩2610-9-2
夜に歩けば- 橘あまね自由詩910-8-26

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