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{引用=

自分の言葉だけを

命綱に

今 僕は地球に

ぶら下がっている


万有引力のように

僕を魅了する

天界の暗闇へ向けて


 自

 由

 ....
転がるとか
走り出すとか
そういう感じじゃなくて、
フッ飛んでくとか
消え去っちまうとか
そういう感じが欲しいんだ。
重くて速い風が耳元をドヒュン、
カラダごと持っていかれそうになるほど ....
「缶ビール飲みながら
 つけっぱなしの深夜番組を
 BGM代わりに読む
 免疫学入門」

「ねぇ読んで
 読んでほしいの
 あなたに
 免疫学入門」

「病院のベッドで
 吐いて ....
カタカタとうるさいので
押さえ込んで黙らせようとしたら
わっと吹きこぼれてしまった

ほんと
どうしょうもないあたし

   
ベッドから飛び起き 扉を開けて 
気がついたら能登半島だ

何かが鳴いている 動物か
ガキだった 泣いていたんだ
男子校から一気にあふれる汗臭い感じ
肩透かしを食らった

いつかあんな ....
名犬ラッ ポカホンタ シンデレ アラジ グスコーブド

ブリトニースピアー マルーンファイ サムフォーティーワ バステッ

宮沢賢 吉田拓 武者小路実 坂本龍

けいたいでん マイ ....
空がちりりん

春の鍵をもった太陽が
今日もあちこちの箱をあけにのぼりました

山の
土の
風の
屋根の
木の
公園の
ブランコの
女の子の

かちりかちりと
ちいさな鍵 ....
もうとっくに
何もかも終わったあとで
取り返しがつかないとしても
もう一回おれが
最初から始めてやる
少しだけ悲しいお話をしたあとに
あなたは
少しだけきれいになったようでした

まるでいいことばかりじゃない
そんな嘆きを語っていたわけではなくて
これから先のことをからめて
あなたは
 ....
扉しかない部屋で
君は朝焼けを食べている
朝焼けを食べ終わっても
朝焼けはなくならない
俺が隣で朝焼けを描いているから
なくならない朝焼けを食べ続け
そして君はまた扉を排泄する ....
この
ベランダから
見下ろす夜景の
何千何万という
小さな光が
蛍光灯や
白熱灯なんかじゃなく
ぜんぶ
松明の灯りなら
いいのに
                    

「『』」
指でつなぎとめ
奥にひろがるはずの
水をかくした葦の
叢で
わらい戯れてひそみ
その口をふたぎあって
ちいさな音に身を寄せ
ぬくもる鳥となった

あたたかい日に歩こう
の約束は ....
作り話に花が咲きました

いつも咲いてるのに
この日だけ咲くって言われてる
変な花が。
リアシートの女が
もたれかかる窓には
人々の行き交う街の喧騒がうつり
それが音もなく流れてゆく
目を閉じても
ネオンの原色が
まぶたの裏に繰り返し焼きつく
鼓膜を揺らすウッドベースの心地 ....
嘘つきは目を見ればわかるなんて嘘だ

「きみなんかきらいだ」
「あなたなんてきらいよ」と言い合ったとき

僕らは目を閉じたまま
真実を確かめ合ったじゃないか

  
東京少年
空を見上げる
星が見えない新宿の夜空
僕達は 吸い慣れた煙草をふかして
何時も通り どんな通りだって
みんなして練り歩いていた

東京少年
空を見上げる
星が瞬く世田谷の夜 ....
あなたが求めている
融合を
与えてあげたいけど
それはムリなの
外側があるから
ねえほんとは
そんなものはないとしても
現実には
溶け合えないでしょ
夜の片隅で
小さな小さな二人だ ....
{引用=

?.


地球の脱落者たちは
異星人となり

飛行船の
順番を待つ

誇大妄想やら
、被害妄想やら
、が

今更
セピア色の空から
激しく降っている

 ....
「魚の目ん玉だったら、コラーゲンだし、役にも立つのに」


そう吐き捨ててアイスピックを洗いに踊り場へ
階段の壁面に喰らいついている蛇口をひねる水は冷たい

目ん玉は、掌の上で ....
手のひらを日傘にして
眩しそうにする

あなたの顔の半分は照れている
隙間という隙間から
光は影を埋めようと入り込む

もうちょっとと思える瞬間が好き

たとえば少し困らせて
泳い ....
女だったら
ほぼ誰でもいい
面倒くさくなくて
うざくなければ
だって忙しいから
一年契約の
派遣の女の子に
毎年手を出してる
そういう噂
大した自信だね
断られたことないの?
な ....
その断片的な思いの
端々を

つなぎ合わせて

つなぎとめて

創りだしたものは
見たこともない形

見たことのない形

その淵を
なぞるように
この手で
 ....
地下街の外れの寂れたゲームセンターの
UFOキャッチャーで手に入れた
「丑の刻参り」セット
藁人形
五寸釘
鉄輪
蝋燭
白装束
かなり重くて相当苦労した
意地になってやったおかげで
 ....
ふけよふけ風よふけふらふらとふらつきなが
ら歩く背中を笑うように風よふけふきげんな
女のみにすかあとをひるがえしふせいみゃく
にくるしむ老人ののこりすくない頭髪をおび
やかしふるいぺえじをめく ....
人さらいは人をさらったことがない
これからもさらう予定がない
けれど人さらいは人さらい
それは何の比喩でもなく
人さらいが人さらいであるということだ
何故人さらいは人さらいなのか
生まれた ....
受け止めかねる日々が
一日の中にいっぱい
押し寄せてくる
あるいは、波の中にもみくだされ
僕は
思い出の中のせいぶつになるように
ウニャウニャと日々を漂う
生き生きした面影を失った画面の ....
何時も持ち歩いているCDプレイヤァ
ひとつだけ不満があって それは甚だ迷惑な事なんだが
最大音量に限界があるんだ
イヤフォンから流れる最大音量に慣れちまって
どんなに頭を振っても あまりハイに ....
きらめく
というのは
煌く
と書くらしい
煌くといわれても
どうにも
煙い
くらいにしか見えないんです私には

あるいは
火皇く
どこかの
国の王様が
焚き火遊びの
退屈な ....
テーブルの上ではコンニャクが
ぷるんぷるんとダンスをしている
花束は戸籍を失効してしまった
僕のポケットには扉が無い
行きつけの店で転んだまま
起き上がれない児童相談員は綺麗な歯肉
 ....
蜜さんの自由詩おすすめリスト(560)
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