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茹ですぎてはいけない
くっついたら離れられなくなる

それはきっと
お互いを傷つけないためだ

それぞれが自立していられるくらいの
芯がなければいけない

あと、塩加減も大切　.... クウキョを食べた

カナシミを飲んだ

イタミが流れて

セカイがゆがんで見えた

クルマにのって

スピードとシンクロする

セカイがうしろに飛んでゆく

ストレートコー　.... 夜は夜のままで、かたち通りに息づいていく
少しだけ回る酔いの、世界の
窓枠から月明かりが零れる
思うままに影の、区切られて
深くなっていく宵の
眠れないと、嘘をついた

流れはそこから、　.... 君の声がどうやって千切れてゆくのか知らない

どうか耳をよせてください
いいやよせないでください

僕はカミキリ虫みたいに叫んだ
その声は成層圏を真っ二つにした
そんなわけない

ど　.... 夜の更ける頃
君の身体から
今までに聞いたことの無いような
音が聞こえてきた
安らかに君は君の中で
溺れているのかもしれなかった

+

縄跳びの回数を
数え間違えて
少女はずっ　.... 百万回の「愛してる」よりも
俺の名前を少しだけでも呼んで欲しかった もっときれいな出来事が　あってもいい


良い事をするのは
良い事だと教えられた　僕ら

悪い事をするのは
悪い事だと教えられた　僕ら

昨日のニュースで聞いた事
思い出したくない　.... モノを置かないでください
と張り紙のあるところに
モノを置いた

そんな些細なことがきっかけで
そんな些細なことの積み重ねだったのだろう

「いつもの」
そう修飾された朝は
あっ　.... 聞こえるはずもない
花のつぼみがひらく音

それが優しい歌に聞こえて


蝶がちゅるりと
その花の蜜を吸うとき

それが優しい歌に聞こえるから


ぷーんと飛んできた蜂が
そ　.... ふと遠いところへ行きたくなる

通過電車に手をのばせば届きそうで届かない
本気で身を乗り出すと本当に連れ去られてしまうから
「危険ですから、黄色い線の内側までお下がりください」
というアナウ　.... 空が割れて
夏で満たされたプールで
泳いでいる
さかなのアンテナで
誰とも触れることなく、すり抜けて
泳いでいる
すれちがう誰もさようならをうたわない


体の中心がどこなのか
わ　.... http://www.ismusic.ne.jp/prof_pull/image/fatf.JPG
(Normal Version.)


http://www.ism　.... 待てば待つほど、幾度となく心を殺される。

何度も何度も謝った。
涙を流して、彼がそれをすべてすくってくれることに頼りきっていた。

何もかもを捨ててしまったとしても、彼の腕が零したみんなを　.... 今あたしからっぽ
太陽が通り抜けていく
歩けば心カラカラになって
悲しみボール心ん中

流せなかった涙一粒
また一粒
のどの奥通ってダムにたまる
じくじくした痛みもいつか忘れ
ダムの　.... 知らないホテルの片隅で、
丸くくるまって君の寝顔を見てる。

ひとりでは眠れないというから、
毎晩、君が寝付くまで色んな事を話す。

あの鮮やかな初夏の想い出を、君　.... つくんと

ときおり胸で感じる痛みを
悲しみのせいだとは
思いたくないから、僕らは
うたおうとする

好きな歌を

思い出せないフレーズで
立ち止まってはいけないと
覚えてるとこ　.... かけおりた坂道のおわりには
ボーダー柄の、夏が
波のような顔をして
手をふっていた


それから、　と言ったあとの
あのひとの声が
ノイズにのまれて、ちらちらと
散ってしまったので
　.... 想い髪を切りにゆく。
君が嫌いだったこの長い髪。
君に逢うために切りにゆく。

あれから一度も切っていない。
そんな泣かせることは言わない。
何度だって切っているし　.... 「夏休みはいらない。リセットボタンがほしいよドラえもん」

ドラえもんはどらやきを食べながら
うんざりした顔で
その丸く白い手を一瞬、僕の胸におしつける

「♪りせっとぼたん〜♪」

　.... 雨に濡れるのを忘れた人が、信号の前で返り血を浴びている。どんよりと、ただどんよりと生きていけ。おまえの夜の病はいまだ進行中だ。魚群探知機に映る影の人びと。探そうとしてもけっして探し当てられない影の呼吸　.... 探さないでください

そんな手紙を残して
君がいなくなってしまったから

僕はちまなこになって探したんだ

押入れ、風呂場、トイレ
良く行くレストラン、レンタルビデオ屋

何処にも　.... コンクリートの丸いもようは、踏んじゃだめよ
って、
しあわせになれないから
って、
きみが言ったとき
さっき
二度ほど踏んでしまったぼくは
ちょっと泣きそうになって、あわてて
声をだし　.... あなたを愛することがなければ

たぶん一生知らずに済んだこと

　　　
　　　　せつないという言葉の重さ
　　　
　　　　罪を背負って生きていく苦悩
　　　
　　　　夜ごと幻影に抱か　.... はっぱをめくればなめくじ

みんなにきらわれて
しおをまかれたりする

おまえなめくじ

うまれてからずっと
からだじゅうでないている

おれだっておなじ

みんなにきらわれて　.... さかさまつげ　と診断され
父に手をつないでもらって
眼科に通って　いた頃

診察してくださった先生は
遠くをみつめなさい　と言った

遠くの山の緑　遠くの景色を
とても　眼にいいか　.... 君はとろけるくらいの未熟さで
むきだしな僕を包んでくれる

その優しい色は
あざやかでなめらかな感触
デミグラスソースの中に沈みそうになっても
小さな浮島のように寄り添って
深い味を奏で　.... ミルクが欲しい1歳は
男が欲しい21歳に
あっけなく捨て去られる

新しいゲームソフトが欲しい12歳が
プラダが欲しい32歳の
財布から金を抜き取る

夢が欲しい33歳は
安定が欲し　.... めん棒が
ぬぐう
世間体

誰　も知らない
色　

誰にも　触らせない ぼくの魂に突き刺さる
たくさんの管をえぐりだそうか？

君のためにしてきたことすべて
それは自分のためだってこと

自分のためにしてきたことすべて
それは自分じゃない
虚栄のためだって　.... もう　帰りたくなってきたんだ
雲の　始まりのところへ

僕は　こんな草原に一人でいると
どこに帰ればいいのか　本当にわからなくて

山の　上の方まで　伸びた雲の裾野を追って
歩いていくん　....

くるすさんの自由詩おすすめリスト（32）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
アルデンテ＿スパゲッティ	- ベンジャ ...	自由詩	6*	06-2-20
ストレートコーヒーな夜	- ジム・プ ...	自由詩	3*	06-2-18
少しずつ落ちていく	- 霜天	自由詩	7	06-2-12
千切れて	- ふるる	自由詩	16+*	06-1-11
小詩集「書置き」（八十一〜九十）	- たもつ	自由詩	21	05-10-23
例えば	- 虹村　凌	自由詩	3*	05-9-28
もっときれいな出来事が	- ベンジャ ...	自由詩	7*	05-9-21
修飾されない朝	- たもつ	自由詩	41	05-9-15
それが優しい歌に聞こえる	- ベンジャ ...	自由詩	11*	05-9-5
夜の地下鉄は海の匂いがする	- ベンジャ ...	自由詩	52*	05-8-31
満水の夏	- 望月　ゆ ...	自由詩	37*	05-8-15
「_Face_Against_The_Faith._-_視覚 ...	- PULL.	自由詩	3*	05-7-31
たとえば、私が星になれたら	- むくげ	自由詩	1	05-7-24
悲しみボール	- 魚骨堂	自由詩	2*	05-7-23
「_そして祇園祭が終わる。_」	- PULL.	自由詩	11*	05-7-16
そうやってうたえばいい	- ベンジャ ...	自由詩	17*	05-7-14
空の底	- 望月　ゆ ...	自由詩	49*	05-7-3
「_想い髪。_」	- PULL.	自由詩	8*	05-6-22
ドラえもんの「リセットボタン」	- みもる	自由詩	3*	05-6-19
蒸し焼きの雨	- 岡部淳太 ...	自由詩	37*	05-6-18
グラタンをあたためながら	- ベンジャ ...	自由詩	13*	05-6-15
空をみていた午後	- 望月　ゆ ...	自由詩	49*	05-6-8
吐露	- フォマル ...	自由詩	7*	05-6-5
めくるめくなめくじ	- ベンジャ ...	自由詩	37*	05-6-2
とおくを＿みつめなさい	- 砂木	自由詩	58*	05-4-20
オムライスな関係	- ベンジャ ...	自由詩	13*	05-3-26
滑らかに廻り続ける欲望の輪	- 大覚アキ ...	自由詩	127*	05-2-27
鏡	- 砂木	自由詩	3*	05-2-23
延命	- 043BLUE	自由詩	2	05-2-21
はじまりのところへ	- 感人	自由詩	3*	05-2-18

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