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膝をたたみ 目を伏せて
思い出すのは
折りたたまれた空に見つけた夏のかけら
黒髪が 風を誘った雨上がり
わたし ここで猫が飼いたいの
....
夕暮れに
ひめりんごの花弁が
雪のように散ってゆき
落ちた先は
あの子の眠る
寒い土の上でした
最期の言葉も
交わさぬまま
突然
冬空へと消えた
一つきりの ....
ひろよさんの嶋中すずさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
落下する、夏の質量
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嶋中すず
自由詩
47
05-9-11
花の墓標
-
嶋中すず
自由詩
43*
05-4-29
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