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   膝をたたみ 目を伏せて
   思い出すのは
   折りたたまれた空に見つけた夏のかけら
   黒髪が 風を誘った雨上がり

   わたし ここで猫が飼いたいの
 ....
夕暮れに
ひめりんごの花弁が
雪のように散ってゆき
落ちた先は
あの子の眠る
寒い土の上でした


最期の言葉も
交わさぬまま
突然
冬空へと消えた
一つきりの ....
ひろよさんの嶋中すずさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
落下する、夏の質量- 嶋中すず自由詩4705-9-11
花の墓標- 嶋中すず自由詩43*05-4-29

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