すべてのおすすめ
星砂は生物の死骸で
きらきら光ったりはしない
でも星砂はそれなりに夢の結晶
そういうものならあげられる
ビオトープには囚われのメダカ
アクアリウムには透明なナガスクジラ
プラネタリウム ....
雨がしとど降る夕方にさえ
その図書館は
虹のなないろよりも多くの色彩にあふれているのでした
花はバラ色
空は空色
木々は緑
図書館に住む少女たちは
童話の勇気ある少女のように
....
[な]
――懐かしい泣き虫さんへ
長雨のなか
なけなしの茄子がなったので
撫でまわして和んでいます
仲間にはなじみましたか
訛には慣れましたか
ないものねだりの
涙を流 ....
地味な葉は
ちょっと夾竹桃に似て
五月がくると
白い五弁花の中央
蕊のねもと
鮮やかな紅にいろづく
花の名は知らない
あのひとはあそこにいるのだと
思い馳せてみる二日月の夜
量子テレポーテーションの実験成果を問う
いたって事務的なメールを受信し
月の裏側での勤務を希望する
いたって事務的なメールを送信す ....
長い髪は
一本残らず白かった
乾いた額には
まるで張りがなかった
けれど
一筋の年輪も刻まれてはいなかった
陽光に光る白髪が
宇宙の漆黒の色と見えたのは
ぼくの気のせいだったか ....
ウルが帰ってきたと誰かが言った
わたしは黙って
カペラ産の苦い酒をグラスに注いだ
酒場はさっきからウルの噂で持ちきりで
ウルと話したことがあるという
地球生まれの男が
まるで自分がウル ....
初夏の夜、首が痛くなるほどに
高い空を見上げて、
あれがかんむり座だよと、
いつかそう教えたのに、
あなたは忘れてしまった。
七つの星でできた王冠を、
あっさりと投げて捨て ....
どうしようもない高層ビルが砂煙あげて物静かに崩壊していった。それはいつだったか、たぶん去年の五月のことだ。もう終わってしまったゲーム盤の上で人々は右往左往していた。怒鳴り散らしていた頼りがいのある審判 ....
猫が空風の空き地を歩いている。空耳。夕暮れのネックレスはもうすっかりラピスラズリの感触だ。味わったはずのコーヒーの苦みは、いまやどこにいってしまったのだろう? 透明な連鎖。青ざめたトルソが、臍のあたり ....
笹公人さんの歌集『念力家族』http://po-m.com/forum/bookad.php?did=29415から32のお題を拝借してつくったものです。
1.念力
念力の半端にかかり雪解かな ....
よごれっちまったかなしみなんて
そんなもんまだ書くつもりかい
でっちあげなよでたらめ書けよ
あんたはあんたを信じなさいよ
それができなきゃあたしは知らん
勝手にやんな好きに嘆きな
あたしゃ ....
「いるかのすいとう」船乗りさん
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=24102
***
この奇妙にやさしい言葉づかいの詩について書くとき、がちが ....
指にはさまれた紙片はガラスの破片のように鋭利に
あなたの皮膚を切っているらしかった
あなたの体液はきっとすこし酸っぱいのだろう
あなたの指を舐めている蛙は
横に広いはずの口を丸めている
....
嘉野千尋さんの佐々宝砂さんおすすめリスト
(14)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
I_gotta_love_you
-
佐々宝砂
自由詩
7
06-3-15
だいだい色の童話集
-
佐々宝砂
自由詩
12*
05-7-31
五十音頭韻ポエムな〜の
-
佐々宝砂
自由詩
9*
05-7-29
花の名は知らない
-
佐々宝砂
携帯写真+ ...
2
05-5-15
星涯哀歌_3
-
佐々宝砂
自由詩
6*
05-5-8
星涯哀歌_2
-
佐々宝砂
自由詩
3
05-5-8
星涯哀歌_1
-
佐々宝砂
自由詩
5
05-5-8
かんむり座
-
佐々宝砂
自由詩
28
05-5-3
どうしようもない高層ビルが
-
佐々宝砂
自由詩
9
05-5-3
猫が空風の空き地を
-
佐々宝砂
自由詩
11
05-5-3
念力俳句
-
佐々宝砂
俳句
8
05-2-13
七七の唄
-
佐々宝砂
未詩・独白
9*
05-1-8
【批評祭参加作品】いるかのようにかわいそうなわたし
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
14*
04-12-16
狐座リング状星雲のあなたへ
-
佐々宝砂
自由詩
7*
04-10-15
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する