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あの日から数えて何度目かの地震かわからない
そもそも数えていないのだかから
わかるわけがない
それが余震なのかもわからない
震源地を確認して
津波の心配をしない
東京湾は
そもそも入り口 ....
声と言葉のパフォーマンス、PPWを主催している。(PPWについては僕のフォーラムのHPを参照してください)
また、同じ場所で服部剛さんが主宰しているぽえとりー劇場や、別の場所で催される詩の朗読会で、 ....
思い出そうとして、思い出せないまま
思い出せないことを、思っている
みんなキレイで、神様みたいで、
キレイだってだけで、みんな神様みたいにきれいだ
季節が変わる/ハンドクラッピング ....
耳を澄まそう
日が翳り
灰色の雲が天蓋を覆う
低く垂れ込めて
最初の一言を
ポツリ
と
耳を澄まそう
これは
幾千億の雨粒が語る物語
その一粒一粒が ....
ほら、
ほろほろと、
ゆれているよ
あかるいね
ほら、
ほろほろと、
もえているよ
あたたかいね
それにしてもきみ、あまりにもしずかじゃないか
あんまりしずかで、あたまのなかのおとが ....
夜空を見上げていたんだ
真っ黒な夜だよ
幾千の明かりが灯った
クリスマスツリーの上
巨大なビルとビルの間の
ちっぽけで 真っ黒な夜空だ
星が一つだけ瞬いていた
明るい星だ
....
ラピスラズリは、青い。
惑星に似た丸い石は、原石のまま磨かれずにいて、
濡れてもいないのにいつも冷たい。
時々、水脈を聞く。
明かりを知らない水の奏でる音楽を。
明かりの届かない ....
人の生を、単純な線にしてみる
すべての線が、平行に走り、交わることはない
それが孤独
すべての人が、もって生まれたもの
人は、人として生まれた
幾千の星が持つ固有のベクトルに似て、
すべて ....
暗闇に指を伸ばして
知ろうとしている
指先が暖かく湿る
聞こえるのは、ピアノだけ
鳴いている
泣いている
うまく言えない
でも大好きだよ
ピアノのトリルのような ....
大塚
都電の線路沿い
ホープ軒の隣の隣にある世界飯店は知る人ぞ知る世界飯店
一番の人気メニューはぱりっとした鴨焼飯
1000円
B級グルメというジャンルがあるらしい
B級
俺が今 ....
{引用=laisser vibrer
(音楽)鳴らしたままに。(打楽器で)振動を止めない。}
0,
ポリリズム、
異なるリズムの孤独が、偶然同期する
ほんの一時の間だけ、でも
....
花の都
水の都
霧の都
東の都
東京を愛することと、孤独を愛するということは
同一である
という意見に賛同しない
猫を愛することと、孤独を愛するということは
同一である
という意 ....
初めて彼女が家にやってきた時のことを今でもよく覚えている。
その毛むくじゃらな子猫は怯えきっていて、まだ半ば閉じたままの目は潤んでいた。真っ白な毛の上に真っ黒なタキシードを着込んだ彼女はとても小さく ....
静けさを測る術を探している。冷たさには限界があるのだけど、
静けさを測る術を探している。住宅街の、小さな公園の、真夜中、ブランコをこいで、こいで、鉄の鎖を軋ませて、泣いてしまいそうだ、どこかの家 ....
地球最後の日の朝は穏やかに明けた。
夜の濃い青を朝日が少しずつ薄める。
初めに歌いだしたのは小鳥たち。
それからカラスが騒がしく、鳩がせわしなく鳴いた。
僕は空を、公園の欅の木々の間から眺めて ....
僕達は容易に
たくさんのものを失ってしまう
取り戻す事のできないものですら
時計はその時を
刻み付けたまま沈黙している
瞼の裏に
残響だけを刻み付けて
無くなってしまったものを ....
仰向けになった僕の胸に、女がうつぶせていた。二人は裸で、繋がったままでいるから、少し動くたびに、女は小さくため息をこぼした。キスをするとその湿った息で、重たくないかと聞かれた。大丈夫、胸の上で寝かせる ....
雨の日の通学路には、原色の花が咲く
赤や青や緑の花が、水しぶきをとばしてくるくる回る
根っ子もやっぱり原色で、水たまりに勢いよくとびこんだり
雨の日は楽しいね
向こうから別の花がやってくるよ
....
ワディ,
その涙を、舌で拭うのは僕の喜び。
涙の味は変わらない。午後も、夕暮れ時でも。
だから、泣きたくなったら教えて欲しい。
その涙を、舌で拭うのは僕の喜び。
それは、僕だ ....
手を繋げるほどの距離でもなく
見つめあえるほどの、位置でもない
でも、思いあえるほどの湿度や時間が
僕たちの間に満ちている
言葉が、雨みたいに降り注いで
それは数列の大地を黒く湿らす
....
春の先触れに咲く木ノ花のように、あなたが愛しい
静かな問いかけにせせらぐ若葉や川面のように、あなたが愛しい
暑すぎた夏を笑う木漏れ日の声
雷が鳴って、雨が降り出 ....
口許から思わずこぼれそうになった思い出を飲み込む
誰も拾ってくれないから
こぼれてしまったらいなくなってしまうような気がして
いなくなってしまうような気がして
あわてて飲み込んだら
なん ....
スナフキン
買い置きのチョコレートが切れてしまって
買い足しに行かなければいけない
コンビニで立ち読みをしているスナフキンに会う
やあ、いい天気だね
一通り天気の話をすると
彼はまた手 ....
集められる限りの写真を集めて、アルバムにすればいい
一人部屋でページをめくり
かつてあった日々の思い出を愛せ
それらの日々をノートに刻み込め
言葉にできないことはみんな行間に遊ばせたまま
言 ....
いつも誰かが口笛を吹いている
長い廊下に響き渡る
外は晴れ
青空には適度に雲が浮かぶ
見たくも無いものばかり目に入ってしまう
聞きたくも無い音ばかり耳に入ってしまう
外は晴れ
青空に ....
渋谷の外れにあるバーに入ると、スロウな音楽が流れていた。奥のほうのソファに身体を沈めると、隣にお日様が座っていて、誰も彼女に気付かないようだった。それもそのはずで、月や星はあんなにキラキラと光っている ....
人間の作る直線や曲線は
そのものがかたどる影よりも少しだけ歪んで見える
美しいままでとどまって居たいと望む心が
その指にデジタルカメラのシャッターを切らせる
あまりにも、ありのままの、 ....
祈りは 花の形をしている
祈りは 花の様な 形をしている
祈りは 花のようだ
祈りは花だ
祈りは花だ ハナダ
白い、花だ
祈りはぁぁぁ
ぁぁぁ
....
星のように流れていく君たち
今夜はどこを目指していくの
それとも行く当ての無い旅なのか
いく当ても知らない旅なのか
星団を組んで東から西へ
誰かが君に願い事を託す
ここで君たちを見上げてい ....
薄暗いホールで揺らぐ人波はしだいに一点をめざして渦を巻きはじめた。
彼女は裸足で、ざわめきに身をまかせている。廻れば廻るほど渦の中心は深く沈んでいく。握りしめた手のひらが汗ばんでいる。彼女はまだ歌い ....
たちばなまことさんのrabbitfighterさんおすすめリスト
(36)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
それが余震なのかもわからない
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rabbitfighte ...
自由詩
3
11-11-28
【批評祭参加作品】朗読についていくつか
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rabbitfighte ...
散文(批評 ...
9*
11-3-8
季節が変わる/ハンドクラッピング
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rabbitfighte ...
自由詩
8*
10-3-18
祝婚歌
-
rabbitfighte ...
自由詩
10*
09-5-27
ほろほろ
-
rabbitfighte ...
自由詩
6*
09-5-26
メリークリスマス
-
rabbitfighte ...
自由詩
13*
08-12-22
旅の、あなた
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rabbitfighte ...
自由詩
30
08-9-25
海面上昇5
-
rabbitfighte ...
自由詩
15*
08-9-8
cresc.(_渡_ひろこ_/_rabbitfighter_ ...
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rabbitfighte ...
自由詩
23*
08-8-26
世界飯店XXXチャイナ
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rabbitfighte ...
自由詩
10*
08-8-21
laisser_vibrer
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rabbitfighte ...
自由詩
23*
08-8-19
東京
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rabbitfighte ...
自由詩
31*
08-7-29
塒
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rabbitfighte ...
散文(批評 ...
3*
08-7-15
静けさを測る
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rabbitfighte ...
自由詩
37*
08-6-29
海面上昇4
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rabbitfighte ...
自由詩
9*
08-6-2
灯
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rabbitfighte ...
自由詩
20*
08-5-20
胸の上で、
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rabbitfighte ...
自由詩
6*
08-5-15
通学路の花
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rabbitfighte ...
自由詩
6
08-5-13
ワディ(枯れ川)
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rabbitfighte ...
自由詩
14*
08-5-5
_
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rabbitfighte ...
自由詩
7*
08-4-27
Mother,_Nature,_Sun
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rabbitfighte ...
自由詩
11*
08-4-8
「こんな日はくまちゃんに会いたいのに。」
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rabbitfighte ...
自由詩
10*
08-4-3
スナフキン/豪邸/カフェ/かなしみ
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rabbitfighte ...
自由詩
11*
08-3-23
love_today
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rabbitfighte ...
自由詩
17*
08-3-12
残響の鳴り止まない、あらゆる季節とその日々の中で/2
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rabbitfighte ...
自由詩
9*
08-2-5
hotter_than_the_sun
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rabbitfighte ...
自由詩
7*
08-2-3
海面上昇2
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rabbitfighte ...
自由詩
3
08-1-27
花に雨を
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rabbitfighte ...
自由詩
8*
08-1-23
流星群
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rabbitfighte ...
自由詩
5*
07-12-30
song_of_the_rainforest
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rabbitfighte ...
自由詩
4*
07-11-27
1
2
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