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真っ白な汚れを知らぬ月
脳裏に浮かぶは誰の面影?
まるで覆い被さる闇すら払い除け
澄んだ輝きで天空に浮かぶ月よ
想いビトの心映す優しさで
私の想いも伝えておくれ
陰りなき幻で彼のヒ ....
私たちは美神の裾を掴む事が出来ただろうか?
個人の利益追求
腐敗した論理
私たちはすぐに手短なモノで何でも済まそうとするけれど
本質を見極める事が出来ただろうか?
近く ....
立ち止まり、考える僕
どんな理想も叶えられないものはない
そう固く信じていたのに
僕はつまずいて袋小路に迷い込んでる
どうすれば、抜け出せるのだろう?
手を伸ばして光を掴もうとするけ ....
空に浮かべた君への想い
満たされぬ夢
届かぬ愛
僕は諦めと憂鬱とを抱え空を見上げる
このひろい広い空の彼方には
愛しい君の姿があるはずなのに
どんなに手を伸ばしても
虚しく空回りする ....
風に乗って届く君の声
僕は心で祈るように耳を澄ます
僕の祈りは君に届いただろうか
そして僕達は愛し愛される関係へと
お互いを高めることが出来ただろうか
あぁ、君は何も答えない
ただ ....
過ぎゆく故郷
ただ、君だけを想い
こころ穏やかならず
月のように優しい微笑を浮かべる君を
思い浮かべながら胸痛める
ああ、ひとめでいい君に逢いたい
君はいま、どこでどうしているのか・・ ....
サル山でおサルがキイキイ啼いている
頂のテッペンよじ登り
われこそが天下だと大いばり
それを見たカラスが手すりに止まって
アホウあほうと嘲り笑い
キリンも
ゾウも
ライオンも
シマ ....
まるで一片ひとひらの赤い花びらが
徐々に開花してゆくように
貴方の醸し出すメロディーが
私の身体に〝音楽〟として流れる
情熱と美の女神の赴くままに新たなる詩が創生され
清らかなる泉の息吹 ....
鉄の鎖が絡みつく
私の身体に重く圧し掛かる世界に耐え切れず悲鳴を上げる
阿鼻叫喚の地獄絵はまるでホラーショーのように繰り広げられる
笑っているのか
泣いているのか
まるで分からない人々の ....
貴方はまことしやかに人生を演じてみせる
それはより自分自身の理想像に近づくために
仮面の下に隠された貴方の素顔を私は知りたい
虚飾に塗れた偽りの仮面を脱ぎ捨て今すぐ私に逢いに来て
狂お ....
言葉だけで繋がる愛ってあるんだろうか?
君の姿を探して僕はさまよう
風にそよぐ草花をみても
初夏の日差しを浴びても
君のこと想い出す
・・・僕ってすこし可笑しいね
瞳に映るのは君の ....
傍観者
手も差し伸べず
死ぬなと言う (字余り)
人の生死(いきしに)は自分自身の意志ではなく
法によって決まる
人は箱の中に収まる人形のようである
自ら死を選ぶ事は人生 ....
流されてしまえと心で叫ぶ
張り裂けそうな気持ち抑え
滲む涙すら振り払おうとして
無情にも時は過ぎ誰も見向きもしない
どんなひたむきな花すら踏み付けてしまう
優しさなどない氷の迷宮
....
どんなに踏まれてもどんなに嘲笑われても
頑張って
今は彼方の時代
熱い涙を越えた向こうには何かが待っている
何時までも応援してるから
彼方達が居なきゃ時代は廻らない
何も正義だけが時代 ....
日常から逃げ出したくなるリアリティ
今も誰かが泣いている
消えた子供の足跡
途切れた過去だけ残して
人間の過ちは泥だらけのシーツに包まれて
草叢に横たわる
夜更けの林のなかで誰 ....
そこには血の通った人間の息吹というものは存在しない
妙に薄ら寒い風が吹く
潔癖潔癖潔癖
何故人間はこんなにも潔癖を求めるのか
青白いセルロイドの人形を抱いて眠る人間共
自分はいかにも ....
瞬(まばた)きした瞬間、消えてしまいそうなアナタ
まるで幻
雪解けの水
どこかに流れてやがて柔らかな土へと吸い込まれてゆく
温かな懐へ抱かれ私の知らない〝誰か〟となる
どうか私の ....
遠くの方から「声」が聞こえる
私を呼ぶ声が
甘く懐かしい声
低く、緩やかに私の胸に響いていた声
ああ、しかし今はその声はキリのように消えて失くなってしまいそう
声は蜃気楼のように近づこう ....
今年咲きかけていた花がもう枯れてしまった
紅く、美しい花だったのに
何が
何が悪かったの!?
水をあげなかったから?
それとも、ヒリョウをあげなかったから?
ううん、違う
愛情をそそ ....
君に出逢う為に生まれてきた
この命君に捧げるよ
一生涯君の為に君だけの為に尽くしたい
きっと生まれ変わっても
温もりと君とのメモリー憶えてる
たとえ顔と名前が違っていても
そうでし ....
国家は人のあつまりでできている
国のために何かするんじゃなくて
自分たちで国を動かさないといけないんだね
人の輪で地球を動かさそうよ
たてまえ・・・なんてもういらないよ
本音も言わなくて ....
氷の上に家が建つ
張りつめた空気の中で薄く冷たい表皮に覆われた海の上
まっくらやみで何も見えぬのに
何故こんなにやり切れぬ想いで家を建てねばならぬのか
何時氷が溶け始めるか分からぬ辺境で割れる ....
昨日の嘘も何もかも白い雪解けで融けてしまえばいいのに
甘い吐息と共に
今まで君との約束交わした指がこんなにも痛い
愛という言葉すら裏切った僕への代償
君はうつむき加減で黒い睫毛を濡らし ....
偽りの花園で彼は笑いながら踊り狂う
どぎつい照明の下でひとときの快楽に酔いしれたふりをしながら
客席に目を向け品定め
彼には真の美徳よりも大切な金蔓からいくら金を搾り取れたか・・・
ということ ....
職場の昼下がり
パートのオバチャンが仕事の手を休めてコックリコックリ
やりかけの仕事目の前にあるのにまるで仕事してるように見せかけておいて
目を瞑ってまさに夢のなか
目が覚めても上司の目の前で ....
例えば既存のメディアにたいしてフェイクニュースだと叫ぶ
実業家で政治家がいた
アメリカの国民たちは皆それを信じて彼を大統領に押し上げた
彼は巧みにSNSを操り
国民を分断し
困っている人々を ....
まったくトンチンカンな解釈に
「そういう捉え方もありますね」
感想を言って貰えるだけでありがたいと
できるだけ優しく受け答えしてみる
内容とはまったく正反対
本当は違うのになぁと内心は思いな ....
暗闇に浮かぶ顔の輪郭
やけに高い鼻
落ち窪んだ眼
弛みを帯び俯き加減で
暗い表情のようにみえる
皺は寄りやけに年寄り染みていて
年輪ばかり刻む
深刻な風でいてその真意
はかることのでき ....
とっぷらこ
とっぷらこ
てんてんてん
くちなしせいじんがわらったよ
だあれもしらない
だあれもいないばしょで
しらしらしらしらしら
なにかがおちる
なにかがおっこちたよ
ちいさな ....
砂糖がスッと溶けてゆく
複雑に絡み合い頭悩ませてた何もかも
さらりと溶けて柔らかに包む
〝私はここにいてもいい〟
着地しようとしてすっ転んでも
優しい笑顔あえたから
貴女の笑顔あえ ....
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