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ちいさながじゅまるの鉢植えを夫が買ってくれた。土曜日、駅のよこにある小さな、閉店間ぎわの花屋で。つめたくて、青い、「2」という数字がかたどられた陶器に入っている。
植物の方が、動物よりもなじ ....
同じ筋に住んでいた同級生のM.Y.ちゃんの家が燃えたのは数年前、私たちが大人になってからのことで、Yちゃんの父親が亡くなって半年も経たないうちのことだった。幸い家は留守中でYちゃんの家族は皆 ....
視界にうつる世界とは、現実なのか、と思う時がある。
今、見ている世界は、本物なのだろうか。腕をつねる痛みとは、現実なのだろうか。
となると現実とは何なのだろうか。
確かに、今現在楽しむべき環 ....
ちょっとポイント制について言わしてくれ。
気を緩めると、ついつい説明的になりすぎるので、あくまでアグレッシブに行こう。
えっと、ポイント制に不満を持って退会したり、問題を提起したりする人が ....
アンソニーは彼の娘が物心つくまえに亡くなってしまった。奥さんのエリザベトさんは、悲嘆に暮れながらも、娘の前では気丈に振る舞っていた。
ぼくは、酒場「ウ・カリハ」で紹興酒を呑みながら、エリザベトさ ....
文部省(ぼくらの頃は)が認めた国語の教科書に「こころ」がのってて、それから「人間失格」もありましたね。どちらも素晴らしい(後に全編読んで面白かった)けど、何を学べば良かったのかな? 国 ....
とある 老人施設にて
歯が無くなり
噛む力が無くなり
食べる気力が無くなり
お粥や細かく刻んだおかず(超刻みと呼ばれています)しか
召し上がれなくなった お年寄りのご家族から
「 ....
「つまんね人生だったな。」
天使が僕に吐き捨てた。
死ぬのはもちろん初めてだ。
しかし、死んだばかりの人間にはもっと他にかけるべき言葉があるはずだ、と思った。
「えっとさ、死にたてのひ ....
伝えたい事がある。話したいことがある。
今の自分には、無い。
但し、教えて欲しい事はある。
自分の考えていることは、正しいのかと。
その方向で、あっているのかと。
....
(携帯電話を作っていたころの文章です。今は掃除用パッド作ってます)
そんなにこんがらがってるわけではない。話は意外にシンプルだ。私はいま、要するに、ひたすら、経済的余裕がない。簡単な悩みだろう( ....
よくよく考えてみると、男のトイレというのはなにやら迫害を受けているような気がする。小便の場合は、トイレへ入れば誰にでも見える便器に向かって用を足さなければならないのである。
日頃、どのようにかっ ....
アルビノさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
がじゅまるのこと
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はるな
散文(批評 ...
6
12-10-16
ねこじゃらしの波
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A道化
散文(批評 ...
4
10-8-10
誰かぁ教えてよぉ〜
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奥津 強
散文(批評 ...
2*
06-7-25
ちょっとポイント制について言わしてくれ
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美味
散文(批評 ...
9*
06-6-2
アンソニーの忘れもの
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竜一郎
散文(批評 ...
3*
06-5-17
その先生のことは案外、嫌いじゃなかった
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AB(な ...
散文(批評 ...
11+*
06-4-20
そこにひとが_生きていたのだ_(老人施設にて)
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第2の地 ...
散文(批評 ...
4
06-3-27
お生れなさい
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ヤギ
散文(批評 ...
15*
06-3-5
個性はいらない
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消しゴム
散文(批評 ...
2
05-1-10
去年の駄文1_携帯電話と袋小路
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佐々宝砂
散文(批評 ...
8
04-11-30
男とトイレと悲哀
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藤崎 褥
散文(批評 ...
11*
04-11-28