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世界が照り耀いている
車が通る、人が過ぎる
うっすらと青い空模様、
桜並木は白く染め抜かれ

路上にて、
アパートの隣人と出会います
彼女は親しげな笑顔浮かべ
我々は、
手と手を宙で ....
朝に桜並木を通るたび
垂れ下がる何本かの枝に
無数育つ花芽を観る

今朝に花芽はもう目一杯、
膨らみ茶黄色に揺れながら
花開くその時に備えている

沈黙のうちに生成し
盛り上がる命の ....
零れ落ちるように
溢れ零れるように

うつくしい
おぼろ月の
天空に輝く

この夜陰、

今日の努め 顧みて

要らない言葉と要る言葉
選り分け 心平静に保ち

我 在り  ....
きらきらしているね

草花が葉群れが赤が緑が
陽のひかり浴び辺り一面
微細に照り輝きそれぞれに
揺らぎきらきら光と色たち

草花が葉群れが緑が赤が

生きているんだね
絶えず死と入 ....
揺れる三角、
楽しげに

春かぜ

網戸から、
流れ込む

踊りませう
躍りませう

時の歌声に、
沸き立つ想い

冬の冷気、
暮れ流れ

伸びる直線、
季節を区切 ....
朝の光に華やかな
紅梅の花の群れ、流れて揺れて

意識、うっとりあけてひらき

紅の点描、今や無数無限
朝の光彩を闊達に浴び

光景に溶け入るわたしが居る
斜光が
百万光年の
斜光が
赤々、
街道沿いの
植木を
染め

もう夕暮れ、

道端に座り
さっきまで
哭いていた神様、
その陶器の肌のような
豊穣な涙に
自らの透明な輪 ....
旅人、安らう浜辺に
赤々渦巻く薔薇の蕾
村娘、白砂に足跡残し



歩きながら浴びた雨、
激して浴びた人々の罵声、
待ちわびた陽の光、時の灯、

今 心落ち着き払い
絶望もなく希 ....
雪が、雪が 降ります

しずか、静かさ 纏うように

アスファルト道、しろく純白に染め抜き

雪が、雪が 降り続けます


遥か遠い国からの
見知らぬ差出人の筆跡に
しばし眼を奪 ....
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