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1/2 + 1/4 + 1/8 + 1/16 + 1/32 + 1/64 + …… = 1
1 = 1/2 + 1/4 + 1/8 + 1/16 + 1/32 + 1/64 + ……
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論理詩。その1
①はたぶん②である。
②はたぶん③である。
ゆえに、①はたぶん③である。
①は実は②である。
②は実は③である。
ゆえに、①は実は③である。
①は ....
映画館の小鳥の絶壁。
小鳥の絶壁の映画館。
絶壁の映画館の小鳥。
映画館の絶壁の小鳥。
小鳥の映画館の絶壁。
絶壁の小鳥の映画館。
球体の感情の呼吸。
感情の呼吸の球体。
呼 ....
一行目が二行目ならば二行目は一行目ではない これは真である
二行目が一行目ならば一行目は二行目である これは偽である
三行目が一行目ならば二行目は二行目である これは真でもなければ偽でもない
四 ....
自分について多くを語ることは、自分を隠す一つの手段でもありうる。
(ニーチェ『善悪の彼岸』竹山道雄訳)
人は、気のきいたことをいおうとすると、なんとな ....
歴史教育にこそ、決して枯れることのない泉がある。それはとりわけ
忘却の時代において、無言の警告者として刹那的な栄華を超越し、つね
に過去を思いだすことによって、新しい未来をささやくのである。 ....
ハンカチをほどくと、
(ル・クレジオ『モンド』豊崎光一・佐藤領時訳)
そのたびに
(パヴェーゼ『ヌーディズム』河島英昭訳)
生まれかわる。
(ギュンター・グラス『ブリキの太鼓』 ....
ああ、海が見たい。
(リルケ『マルテの手記』第一部、大山定一訳)
きみは海を見たことがある?
(パヴェーゼ『丘の上の悪魔』10、河島英昭訳)
ぼくは
(サルトル『アルトナの幽閉者 ....
ぼくは
(サルトル『一指導者の幼年時代』中村真一郎訳)
花びらが
(カミュ『異邦人』第一部、窪田啓作訳)
海に落ちてゆくのを見つめていた。
(ナボコフ『ベンドシニスター』4、加 ....
何か落としたぞ、ほら、きみのだ。
(ナボコフ『ベンドシニスター』1、加藤光也訳)
たしかに、
(ラディゲ『肉体の悪魔』新庄嘉章訳)
僕のものだった。
(ラディゲ『肉体の悪魔』新 ....
一匹の猿が
(リルケ『マルテの手記』第一部、大山定一訳)
花に見惚れている。
(ゴーリキイ『レオニード・アンドレーエフ』湯浅芳子訳)
夢を見ているのだ。
(リルケ『愛と死の ....
浴室の/白いタイルが (来住野恵子『脱衣』)
窓という窓に ....
Opus Primum
鳥籠に春が、春が鳥のゐない鳥籠に。
(三好達治『Enfance finie』)
Ⅰ 初めに鳥籠があった。
Ⅱ 鳥籠は「鳥あれ」と言った。すると、鳥があった ....
{ルビ誰=た}が定めたる森の入り口 夜明には天使の着地するところ *
睡つてゐるのか。起きてゐるのか……。
教会の天井弓型にくりぬいてフラ・アンジェリコの天使が逃げる *
頬にふ ....
{ルビ画布=カンヴァス}の中に
(夏目漱石『三四郎』三)
海がある。
(詩篇一〇四・二五)
海辺のきわまで
(エリノア・ファージョン『町かどのジム』ありあまり島、松岡享子訳)
....
narrata refero.
私は語られたることを再び語る。
(『 ギリシア・ラテン引用語辭典』)
熊がかわいそうな人間を食うのなら、なおさら人間が熊を食ったっていいではないか。
(ペ ....
vanitas vanitatum.
空虚の空虚。
(『ギリシア・ラテン引用語辭典』)
そこにあるものは空虚。
(ロジャー・ゼラズニイ『いまこそ力は来たりて』浅倉久志訳)
詩人はひ ....
「真実なんて、どこにあるんだろう?」と、ぼく。
「きみが求めている真実がないってことかな?」と、詩人。
でかかった言葉が、ぼくを詰まらせた。
文章を書くということは、自分自身を眺 ....
掲示板
イタコです。週に二度、ジムに通って身体を鍛えています。特技は容易に憑依状態になれることです。しかも、一度に三人まで憑依することができます。こんなわたしでよかったら、ぜひ、メールください。ま ....
論理的には全世界が自分の名前になるということが理解できるか?
(イアン・ワトスン『乳のごとききみの血潮』野村芳夫訳)
ほかにいかなるしるしありや?
(コードウェイナー・スミス『スキャナー ....
彼には、入れ墨があった。
革ジャンの下に無地の白いTシャツ。
ぼくを見るな。
ぼくじゃだめだと思った。
若いコなら、ほかにもいる。
ぼくはブサイクだから。
でも、彼は、ぼくを選んだ。 ....
それにしても、『マールボロ。』、
いまだにみんながきみの愛について語ることをしないのは、いったいどうしたことなのだろう。
(リルケ『マルテの手記』高安国世訳)
誰もが持っている ....
ジャン・ジュネの『小さな真四角に引き裂かれ便器に投げこまれた一幅のレンブラントから残ったもの』にある、「ある日、客車のなかで、前に腰かけていた旅客を眺めていた私は、どんな人も他の人と等価であるという ....
●学校の子供たちに数学を教えている●わたしは●数学の教師●学校が済むと直ぐ帰って●二階へ上がって●二階の書斎で●読みかけの本を読んでいた●やがて●暗くなり●窓の外を●夜の間にひどい雨が降った●その ....
なんて名前だったかな?
(ロン・ハバート『Battlefield Earth 1 奪われた惑星』第三部・4、入沢英江訳)
そしてそれはここに実在する。
(ロン・ハバート『Battle ....
め、めず、ら、しく、
朝、早、く、は、やく、
目、目が、覚め、ま、した、そ、それ
、で、港、に、まで、出て、散、歩、する、こ、とに、
した、の、です、靄、が、かった、海 ....
当然のことながら、言葉は、場所を換えるだけで、異なる意味を持つ。筆者の詩句を引用する。
ひとりがぼくを孤独にするのか、
ひとりが孤独をぼくにするのか、
孤独がぼくをひとりにするのか、
....
読点でできた蛙
なのか
蛙でできた読点なのか
文章のなかで
勝手に
あっちこっち
跳び廻る
読点でできたお酒
ヨッパになればなるほ ....
あるとき、atom、つまり、「原子」という言葉が、ディキンスンとホイットマンの二人の詩人の詩に使われているのを発見して、これは、おもしろいなと思ったのである。それというのも、当然、この二人の詩人が、「 ....
昼に、近くのイオン・モールで
いつも使っているボールペンを買おうと思って
売り場に行ったら、1本もなかった。
MITSUBISHI UM-151 黒のゲルインク
ぼくの大好きなボールペ ....
ryinxさんの田中宏輔さんおすすめリスト
(140)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
悲しみ。
-
田中宏輔
自由詩
13*
24-9-25
論理詩。
-
田中宏輔
自由詩
11*
24-9-18
順列_並べ替え詩。_3×2×1
-
田中宏輔
自由詩
10*
24-9-11
百行詩。
-
田中宏輔
自由詩
13*
24-9-4
聖なる館─A_Porno_Theater_Frequente ...
-
田中宏輔
自由詩
12*
24-8-29
東條英機。
-
田中宏輔
自由詩
10*
24-8-25
Interlude。
-
田中宏輔
自由詩
11*
24-8-19
Interlude。
-
田中宏輔
自由詩
9*
24-8-19
Interlude。
-
田中宏輔
自由詩
12*
24-8-18
Interlude。
-
田中宏輔
自由詩
9*
24-8-18
Interlude。
-
田中宏輔
自由詩
7*
24-8-18
WHY_SHOULD_I_CRY_FOR_THE_BOY_I ...
-
田中宏輔
自由詩
12*
24-8-11
Pastiche。
-
田中宏輔
自由詩
10*
24-8-7
Opuscule。──Dedicated_to_Ms._Ta ...
-
田中宏輔
自由詩
10*
24-7-31
LET_THERE_BE_MORE_LIGHT。
-
田中宏輔
自由詩
8*
24-7-25
Pooh_on_the_Hill。
-
田中宏輔
自由詩
9*
24-7-20
The_Great_Gig_In_The_Sky。_
-
田中宏輔
自由詩
6*
24-7-15
The_Show_Must_Go_On。
-
田中宏輔
自由詩
8*
24-6-30
Supper’s_Ready。
-
田中宏輔
自由詩
9*
24-6-24
Ommadawn。
-
田中宏輔
自由詩
6*
24-6-16
マールボロ。__
-
田中宏輔
自由詩
13*
24-6-16
Cut_The_Cake。
-
田中宏輔
自由詩
6*
24-6-16
もうすぐ百の猿になる。
-
田中宏輔
自由詩
7*
24-6-3
Spinal_Cord_/_Nappy_Sphere_Edi ...
-
田中宏輔
自由詩
9*
24-5-27
引用の詩学。
-
田中宏輔
自由詩
7*
24-5-20
ヨナ、の手、首、
-
田中宏輔
自由詩
9*
24-5-6
Your_Song。
-
田中宏輔
自由詩
9*
24-4-29
読点。
-
田中宏輔
自由詩
11*
24-4-19
語の受容と解釈の性差について──ディキンスンとホイットマン
-
田中宏輔
自由詩
8*
24-4-15
Ticket_To_Ride。
-
田中宏輔
自由詩
15*
24-3-2
1
2
3
4
5
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