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母は とっても母である
家に虫がでれば 騒ぎながらも冷静で
しかしスプレーが見つからないと慌てていた
ある時
アシダカグモが 卵を抱えて現れた
「ぎゃ」といいつつ 母 ....
優しく、激しく
ひたすら開かれ
しなやかに躍動し
風は吹いて、風に晒され
熱 巡り
肉を、魂を、
熱 貫き
込み上げるものを、
沸き立つものを、
突き止め突き離し
....
向こう岸に移る山崩れを即興する
格子の廊下の底が、またたくあいだに、
亡くなった人々が、浮かんできます
輸卵管から噴き出す、落葉樹の後にも先にも
無抵抗な琴線を生まれながらにして破れ
手 ....
経済的に自立できない障害者にスーパーマーケットの惣菜の売れ残りを配る
おれは誰かを傷つける必要がある
真人間になるために
おれは瞬間接着剤を耳の穴に垂らす
音が聞こえなくなると
おれは善 ....
白い余白が目の前に広がっている
どんな言葉で埋めようか
言葉が浮かぶのを待ちながら
余白とにらめっこをしている
クラッシックを聴きながら
突然、若い頃に行き違ったままの
美しい人の面影が浮 ....
夢ひとつ羊雲のように
愛はひとつも翻訳されないままに
出版されない無数の文学たちが
ちいさな夜に点滅しては消えてゆく
すべての作品の消失点が世界を成すならば
僕も世界の一部なのかもし ....
遠くに見えるのは
幼子の手をひいた二人の影
エノコログサを君の鼻にくすぐれば
ころころと笑い
秋の残照に解きはなされた
浜茶屋のまずいラーメンをすすり
それぞれの砂粒が肌に残り
それ ....
新型コロナウイルス対応で
学校が休校になった時
不登校の息子が
ボクは今日から不登校でなくなる
とポツリと言った
新型コロナウイルス対応で
休校が延長された時
不登校の息子が
行き ....
今日という日は、今日っぽい日なだけで、決して今日ではないよ。
今日なんてどこにも無いんだし、今日は君の好きなようにやりなよ。
あれっきりだけれどお元気ですか
月と火星を指でつなぐくらいの距離
びゅんと、目をつぶっていれば三時間くらい
インターネットがぼくらの秘密基地から
渋谷の交差点になったころ
あいもかわらず ....
asagohanさんの自由詩おすすめリスト
(10)
タイトル
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カテゴリ
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日付
母のこと
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短角牛
自由詩
13*
24-2-21
永遠の旅人
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ひだかた ...
自由詩
7
22-11-9
ニンフ
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あらい
自由詩
2
21-12-1
おれの子が食べるそのパンをあなたの子が食べることはできない
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ゼッケン
自由詩
5
21-11-18
夢
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ジム・プ ...
自由詩
2*
21-11-14
エチュード1
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梅昆布茶
自由詩
11
21-10-27
きりとられた残像
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山人
自由詩
6*
21-7-24
全国不登校体験会
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イオン
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20-5-17
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クーヘン
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8*
20-3-4
Re:あいもかわらず
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青の群れ
自由詩
9
18-7-18