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季節はいつの間にか
窓の景色として生まれて来る

わたしは、
季節を食べることもできる

触れることもできるし
ときには、憎むことさえできるのに

馬車のように疾走る季節を 
掴ま ....
 花はみずからを

 最もか弱い葉であると思って散り

 多くの葉は我が身こそ
 
 逞しい花であると思いつつ繁る

 樹はそれを黙って哀しみながら

 春が花を愛で 秋が葉を罰す ....
束の間の輝きが水面に射すと

魚は 眠らない営みにリラリラと

言葉を浮かべ

手に取ろうと揺らめく影を砕いて

その光の枠を抜け出したまま

ほんの夏の終わりの方まで滑ってゆく。 ....
たこさんのハァモニィベルさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
季節ノ詩- ハァモニ ...自由詩13*19-6-11
__渦_- ハァモニ ...自由詩5*18-4-27
束の間の- ハァモニ ...自由詩5*18-4-16

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