すべてのおすすめ
かろやかに壊れゆく春の記憶は
描かれた風景に変換されて
消えてゆく
ひそやかな時はうつりゆき
しろい指のかたちだけがのこる
春が終わってまた誰かの消息をたずねる
夏が終 ....
僕たちは飽和のなかでなにかを学んでゆくあるいは欠乏のなかで
僕たちは清潔な生活を棄て快適で不潔な世界を夢みている
僕たちは邪悪な想念をふきこまれて育った孤児なのだろう
首都高の霞ヶ関 ....
とてもちいさな出来事が積み重なってものごとが見事にできあがり
それがとても不思議だったりもする今日この頃です
僕の押入れの中に隠された凶器みたいなスケートボードはいつも
わくわくする坂を滑り ....