眠れない者達へ、安らかにと祈りながら



眠りは体を包みこむ

眠りは無力を教える

眠りは浅いと深いを繰り返す

眠りは野望を引き留める

眠りは希望を休ませる

眠り ....
自転する地球を蹴って

僕らは歩く

ある時は自転に対して、順向に進み

またある時は、逆らって進む

時間というのは僕らの生理的概念でしかないのかも

一日のスピードは進む方 ....
なんだか空気がやわらかい・・と思ったら、
雨が降り出している
こんな夜更けに
私は詩を書こうとしてパソコンに向かっている
何も書けないならこのまま雨の子守歌聴きながら眠ろう
そうだ眠ってしま ....
愛おしいはずのキミにDVすぎる ツンデれ
仲直りしたと思っても、キミは決して謝らない ツンデれ
互いに穴の形まで知り尽くしている ツンデれ
うっとおしそうな視線を投げかける時間の長い ツンデれ
 ....
屍たちが満ちる春に
シは色鮮やかに咲き乱れ
空っぽの青空の上からは
目隠しをしたまま立ち去った
半透明な人々の名を呼ぶ
少女たちの清らかな声が
弧を描きながら降ってくる

(世界の秘密 ....
 ピアノの音に重なるように朝の気配を感じる時、
 私は私の半身と共に旅情の只中を彷徨っている。
 頭と心は信じられないくらい透明で、
 静かな人の温もりは優しさを帯びている。

 自然の ....
昨日ニッキの匂いの中
カントとウダイが神事をやって居た
児童館にルノーの墓があったのだ
私は激しい揺れを感じた
鶏糞の匂いも足されて来る
犯人は堀田で防犯カメラに
しっかり写っている
神 ....
小さな悪意に過敏に反応してしまう
私は小者 
小さな敵意にも過剰に身構えてしまう 
私は臆病者 

小さな無視とか無頓着とか
鈍感とか無意識、無関心をまき散らし、
他の誰かを傷だらけにし ....
 確かなもの あるのだろうか

 首をかしげるしかない

 あなたとの約束

 楽しく過ごした時間

 約束も時間も確かなものではない

 人間関係

 もしかしたら親子関 ....
未来に戦争はいらない

そんな事は分かっている

ビートする僕らの十代

「将来は君たちが作るのだ」

無責任な大人の要求に応える必要はない

平和が成ると言われた時代に

プ ....
起きたら自分が自分ではなくなっていた

燃え盛るのは炎か?俺の恨みか?


白い布が全てを包み隠してくれる


士気の下がった細胞をぶら下げて、

本当に強いは、容赦しない事か ....
病気を抱えた


舵のきかなくなった船 オモカジいっぱいにきっても

空回りして波の思うまま

どこへ彷徨うのか不安になりながらも

ノアは祈り続けた

私も祈りに託した

 ....
いたわってあげたい

今一番弱っているから

今年もあざやかに咲かせてくれた

これから 緑の葉をたくさん広げて

来年に備える

さくらが引き込まれる美しさをもつのは

 ....
それは不完全な割り箸であった

何処かの外国で作られた物だろうか

緩やかに少し曲がっていて

きれいに割る事が出来なかった

不完全な私にピッタリだと

曲がったその割り箸で、苦 ....
マーブリングで描かれた永遠の模様

始まりはいつも、そんな曖昧さで、語る事を許さない

抽象的な静物画 又は、静物を見て取る抽象画

暫くは何を見たのか分からない

断片的に、光! ....
旗が凍り付くたびに子供が死ぬ
彷徨するたびに歯が痛んで
何時サイになってしまかに不安で
しょうがなかった
毛がなくなり子供どころではなかった
洗い物を忘れて彷徨して居ると
夫人二人が世間話 ....
永年勤続 祝い旅行に 花疲れ
ハムスター わたしのツレだよ 麗らかに
インコちゃん ハムスターとも 春来たる

息子がね 結婚しようかって 春の風
そうなんだ 見れたらいいね あれやこれ
 ....
 そこにいるのは誰?
 森の入り口で僕は小さな叫びをあげた。
 昨夜からの雨の上がった朝だった。
 風そよぐ緑の中で気配は続いていた。

 君は僕の味方?それとも・・・。
  味方かど ....
驢馬の群れを率いて仏壇街道を行くと
息が弾んで来て
その息が良かった
驢馬を連れてのモンスターハントは
あまりうまくいかない
ライバルのハンターたちが
とってもモダンで
私を上回るやり方 ....
羊の群れに紛れ込む、一匹の山羊
和音の中に潜む、微細な不協和音

息を潜めるように生きてきた
いつの時代も調和を乱す者は
この世のあらゆる集団に於いて排除され
同じ制服を着用していても
 ....
旅に出よう
今は汽車が走らない線路を
何処までも 何処までも
歩いて行こう

リュック一つを背負い
身軽なままで
あれこれ考える必要はない
ただ まっすぐ歩けばいい

春は足元の草 ....
朝が来て昼が来て夜が来て、次に来る朝は、昨日とは必ず少しだけ違う。今年の春が、去年と少し違うように。
僕らはぐるぐる同じところを廻っているようで、ちょっとずつ変わっていってるのだ。
日々は遺伝子の ....
東京の真夜中、ど真ん中
パソコンをつけて世の中を覗いてみた

空から、宇宙から、
下を見れば鉛筆くらいの一点で
一点から東京を見渡せば
ただただ拡がる明るいネオン

空っぽになった缶チ ....
横浜ー川崎間で
君の顔が浮かぶ
とりあえず昨日は去って
明日がやってくる


間も無く「   」が通過します
間も無く「   」を通過します


どこから私ですか
どこから今日で ....
相性が悪いの人波かき分けては人並みに
すいすいと泳ぐ週のまんなかに陣取った
赤いあかい〈代休〉のマグネットいつつ
ひぃふぅみぃよぅいつの日からかひとの
いない日を選んで働くハタをラクにする
 ....
恐ろしいんだ

君に触れるのが

恐ろしいんだ

君に嫌われるのが


恐ろしいんだ

君の居ない世界は

恐ろしいんだ

それでも
君に愛してると言われたって
温も ....
工場の
金属板を打つ音が空に響き
僕はシートに深く座って
窓の外を見ている
電車は出発時刻を静かに待ち
構内のスピーカーの
沈黙が雨の音に聞こえる

涙は
いつも遠くから
そして人 ....
知らずの内に増えた
年齢も
身長も
経験も
挫折も
思想も
感情も
表情も

あちらの顔は笑顔で
あちらの顔は緊張で
こちらの顔は辟易している

赤い花弁は別れ
葉を落とし ....
また、書けない日々が続いている。書けないのではなく、書かないのだと、つぶやいてみる。つうか、詩なんて書いたことがないのかも、詩のようなものを書いては、詩かもしれないと、思い込んでいたかっただけかも。誰 .... 体に火がついても
心に火は回らない

男と女
女と男

重なりあって
絡み合って
もつれあっても

心にまでは火は回らない

「ネェあたしのこと愛してる?」
女は訊いてきた
 ....
ペペロさんのおすすめリスト(231)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
眠り- 暁い夕日自由詩2*18-4-11
ベクトル- 暁い夕日自由詩5*18-4-10
長い間、雨が降るのを待っていたのかと思えてくる- Lucy自由詩5*18-4-10
解決(キミに贈る愛)- 暁い夕日自由詩2*18-4-8
シの春- もとこ自由詩7*18-4-8
岩手の村、夜の街- ヒヤシン ...自由詩5*18-4-8
神事- 間村長自由詩3*18-4-8
小さな悪意- Lucy自由詩12*18-4-7
確かなもの- 佐白光自由詩4*18-4-7
NO_WAR__INTHE__future_- 暁い夕日自由詩4*18-4-7
志々雄の唄- 暁い夕日自由詩4*18-4-7
大海原_再発- 暁い夕日自由詩3*18-4-5
葉桜- 佐白光自由詩218-4-5
それは不完全な割り箸であった- 暁い夕日自由詩2*18-4-4
僕が見る夢- 暁い夕日自由詩2*18-4-4
祈った- 間村長自由詩318-3-28
焔俳句_5_永年勤続_十句- 鵜飼千代 ...俳句6*18-3-27
そこにいるのは。- ヒヤシン ...自由詩8*18-3-24
収入- 間村長自由詩5*18-3-23
魂トロール- 忍野水香自由詩518-3-23
廃線の旅- 忍野水香自由詩618-3-21
螺旋階段- 水宮うみ自由詩3*18-3-21
tube- ラムネ自由詩318-3-21
雨の日と月曜日は- AB(な ...自由詩718-3-20
雨の日と月曜日は/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩4*18-3-20
君の温もりを感じられない- えこ自由詩218-3-20
霖雨の終わりで- flygande自由詩5*18-3-20
三椏- えこ自由詩318-3-20
誰一人としてその名で私を呼ぶことが永久にないとしても- Lucy自由詩11*18-3-20
仄かに炎- こたきひ ...自由詩118-3-19

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