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紙封筒に
足を
すべり込ませる

乾いたシーツのように
こもる体温
あるいは
薄っぺらな閉塞

体を覆う
紙一枚

意識なきまま
文字もなく
どこへともなく
なに ....
未知なる死の味
 こみあげてくる
 臓物の味

頭蓋の圧迫
 粘液質の
 重みのかたまり

はじける鼓動
 激しく打って
 体の芯がとび出そう

乱れる呼吸
 息する ....
もとこさんのシホ.Nさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
紙封筒- シホ.N自由詩519-2-19
ラインを超えて- シホ.N自由詩418-3-1

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