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闇さえわたし
照らすことのない
光さえわたし


鉄柵の奥の
まぶしい水
冷たくひらく
ふたつの香り


二重の曇
二重の径
まがいものの絵筆の空を
白 ....
水が水辺を踏みしめる音が
葉と葉のはざまに響いている
終わらぬことを表わす文字が
冷たい場所に冷たく残る


闇が指にひらかれ
光が枝に割れるとき
水は分かれ  ....
夜の下には現れない
白い色からのびる光
床に土に空に刺さり
細く細く動かない


赤い涙
まだ触れていない箇所を目に当てる
朝に止まる時計
左側の景の震え

 ....
光に針をかざし
動かぬものを 動かそうとする
器に満ちた水
浪に囲まれた凪
動かそうとする


熱を感じること
熱を奪うこと
逃げ去ること
偽ること


緑の ....
もとこさんの木立 悟さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
声と鉛- 木立 悟自由詩119-4-8
冬と光柱_- 木立 悟自由詩918-4-18
ひとつ_さむさ- 木立 悟自由詩418-2-21
ひとつ_指して- 木立 悟自由詩718-1-28

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