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暗がりの瞼にやきついた 焔は揺らめき
もう遅いのでしょう 手の鳴るほうへ
死した真理(毬)は なにやかな 惹かれゆく
弾みない琴の歩が なして 低い河へ迎えらるる
蜘蛛の子が列を生し 錆びた蔓 ....
落ちた種子に涙を注ぎ込み、密やかに膝を折る。
ひびわれの地は 琴の穂か 柔らかな過去を歩ませり
歌声と揮う、ざまざまの、
綿毛の行く先を決めるものは誰とでもなく
崩れたこの牙城に選って入っ ....
もとこさんのあらいさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ヒバチ
-
あらい
自由詩
2
20-4-29
途の硲
-
あらい
自由詩
2
20-4-24
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