すべてのおすすめ
樹林帯の中の一本のブナの木に粘液の足跡を残しながらその大蛞蝓はたたずんでいた。
雨は樹冠から大木の幹をつたい流れている。
大蛞蝓にとって、雨は自分の分身のようでもあり、慈雨の恵みなのかもしれ ....
なにかを期待するわけでもなく
木は透明な思いで空を見上げていた
野鳥の尖った飛翔が
空間を切り裂くのを楽しんだり
みずからが浄化した
清廉な空気を謳歌している
人がまだいない頃
木は ....
望月遊馬さんの山人さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
大蛞蝓
-
山人
自由詩
6*
17-12-27
とある湿原にて
-
山人
自由詩
13*
17-10-8
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する