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羽も 曇のかけらも息苦しく
空の喉から吐き出されている
水平線に生い茂る咳
白く白く渦まく風


動かぬ曇の歯車が
動かぬままに重なりつづけ
やがて月に照らされながら
 ....
曇の朝が小さく鳴き
星と風を交換する
数えてもらえないものがひとつ
水たまりのそばでふたつになる


建物の骨 ひらく青空
涼やかな光が
揺れる原の一部を
昼のなかの ....
何かが揺れて
降りはじまる雨
透り径 解け径
無数の目を持つ鬼の径


儚い糸
儚い角
光の跡が描くのは
すぐに消え去るものばかり


闇に常に降る破片
水を ....
mooteさんの木立 悟さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あかり_はじまり- 木立 悟自由詩319-11-21
迷うもの_水の径- 木立 悟自由詩119-6-27
ひとつ_不変- 木立 悟自由詩218-5-14

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