すべてのおすすめ
私は鍵を差し出したのだ
百円ライターでも取ってやったかのように
もののついでに渡すことで
完全に情を断ち切ってしまおうと

あなたは鍵を受け取ったのだ
コンビニで釣り銭でも受け ....
写真を破っても
ネガを捨てることができない
自分を苦しませ
かなしませながら
それに取りすがるようにして
生きてゆく癖があるらしい
七夕や清く正しい朝帰り。 二日酔いだった

目をつぶると昨夜集中して見たエロサイトの残像が浮かんだ

くだらないバナー

朗読会の準備は着実に進行されたが

肝心の朗読はだめだった

セックスも生活も破綻し ....
シーズン真ん中のトマトは甘い

冷たくしたそれを齧りながらわたしは日めくりカレンダーをめくる
すべての準備ができた後時間が経つのはとても遅い
やっと夕方の風が吹き始めお寺で貰ってきた風鈴が良い ....
明日が整然と並び
昨日が捨て去られる
雰囲気はあるが意味はない風景写真は
どこの世界か
青や赤の区切りは
終わりではなくループの記号
日々奏でられる営みは退廃の旋律
無尽蔵の明日を排出し ....
強くなると言う事は
自分の弱さに
うまく付き合っていけるようになる事。
こんなにまだ日が高いのに
カーテンを閉めて
ほら魚が寝ちゃうよ
ひとりでだっていられるはずなのに
あなたのところに来ちゃうのはなぜなんだろう?
愛してなんかいないのに
こんなに興奮できるの ....
曖昧にしたまま置き去りにするうちに
多くは忘れられてしまうから
忘れられたものと結びつく他のことまで
曖昧になってしまうんだ

あいまいみーまいん
私は私の私を私のものとすることができない ....
夕暮れに出会ったあなたと
お酒を飲んで
煙草を吸って
ホテルに行って
セックスして
テレビを見て
お水を飲んで
別れた

通りをふらふら歩いていたら
太鼓の音がぼんぼんぼんと
聞 ....
自分の心の強さは
人並み以上のものだと
ずっと過信していたこと

笑顔であなたを見送った後は
すべてを思い出にかえて
元気に生きていけるはずだと
強引に思いこんでいたこと

わたしと ....
コーヒーは基本的に嫌いだと友達に言って笑われた事がある。
確かにコーヒーを飲みながらでは少し説得力に欠けたかも知れない。
炒り立てのコーヒー豆の香しい香りを嗅ぎながら
あの黒く苦い液体に口をつけ ....
真夜中のとばりに一人きり
風の音に目を覚ます
横に眠っているはずの君は
ここにはもういなかった

君は私の右腕に頭を預け
その髪の匂いに微睡んだ夏
あれからいくつもの季節が過ぎたけど
 ....
幸せそうなカップル
愛が
その笑顔からこぼれそうになってる

私は彼らを見る度
少し
失恋するような気がする
愛を
少し
奪われるような気がする


ひどく必死なので ....
泣かないでくれよなんて言ってみたものの
ホントに潰れそうなのは僕なのです。
貴女の泣き顔なんて見たのなんて初めてなんで
どうして良いのかなんてわかんないのです。

君につられて言ってみた
 ....
信濃路にその名も高き戸隠の、
{ルビ白峰=しらね}の雪は幾重に積り、
今はいづこに紅葉やある。

 夜はよい、昼よりよい、とおまんは思ふ。
 からかひ囃す子らがゐない。
 後ろ指指す大人も ....
白い
湖の上に立って
寄り添いながらじゃれては離れる
二匹の犬を見ていました
灯台の麓では、おじさんが夕暮れの写真を取っています
私に気づくとレンズが光りました


孤独が

 ....
自分の言葉で
自己嫌悪にいたる
激痛
裏も表もないよ
毎日つまらないね
何してても
つまらないね
何も面白いことなんかないね
どんどんなくなるね
お茶飲んでビール飲んで
音楽聴いて映画観て
歌って踊って叫んで恋して
やっ ....
優しい男の子は嫌い
どこまでもずるずると優しくて
決して傷つけようとしないから

優しい男の子は嫌い
いつまでも愛してはくれないのに
どうやってでも手を放そうとはしないから

それでも ....
ふいに君と目があってしまったから
とっさに空を見上げて

あっと声をもらしてしまった

そんな僕を見て
君も不思議そうに空を見上げる

めずらしい鳥が飛んでいたんだよ
なんてもっとも ....
僕等は未来が見えない 猫みたいな奴らのようだ
少しだけ先ってのが見えなくて
いきなり終わりが見えちまうようだよ

そう遠くない未来に
僕等のウチの誰かが死ぬだろう
それは悲しい事だよ 
 ....
体と心は
一緒だよ
気持ちいいことすれば
両方喜ぶでしょ
苦しいことすれば
両方嫌がるでしょ
なでなでされると
優しくなれる
みんなをなでなでしたくなる
お兄ちゃんをなでなですれば
 ....
その日 二人の間にあったのは
「愛」ではなく
「コーヒー」だった
しかしすでに冷めきっているという点では同じだ

彼が口付けたのは
「私」ではなく
「コーヒーカップ」だった
どんな味か ....
甘栗むいちゃいました
三点倒立で甘栗むいちゃいました
航空ショーで甘栗むいちゃいました
筋肉ミュージカルで甘栗むいちゃいました
死海で浮かびながら甘栗むいちゃいました
女性専用車両で甘栗むい ....
あなたへの想い
それは泉のようで
あふれ出す、想い
いっぱいで
渇くことなく
これからも
あなたに好きな人が
できても
変わらず
あふれ出るでしょう
-ねがい

春は ことの始まりを思わせ
夏は 汗をかき 試練の時に似て
秋は 信じられない早さで過ぎ去り
冬は 長く暗くどこか寂しく これでお終い

そして それは繰り返えされる

 ....
胎内のように温い日
洗濯に適した風
入学式は早まりも遅れもせず
集合写真は正面から撮影され
ただ
「おめでとう」も「ありがとう」も使われなかった


一年生がクレヨンで絵を描かされるの ....
そういえば昨日は、
と言いかける君の唇をふさぎ
いいじゃない、
昨日のことは、

ぼくらは10億年を1日として過ごすことに決め
時計もすべて棄てた
昨日、
というのは
前世のことだ
 ....
忍者になりかけてから
将来が心配になったので入ったのが大学でした
ここにはもう
学者はひとにぎりしかいないみたいで
あとはみんな
商社とか出版社とかに行くようです
父が忍者だったことを思い ....
ヤマトさんの自由詩おすすめリスト(73)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 夜景自由詩205-7-20
写真を破っても- 夜景自由詩505-7-19
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2005.7.7- 馬野ミキ自由詩9*05-7-7
本番前- チアーヌ自由詩605-7-5
マーチングタイム- 紫音自由詩1*05-6-21
つよさ- 月山一天自由詩13*05-6-21
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笑顔- チアーヌ自由詩905-6-9
愚かなこと- フォマル ...自由詩3*05-6-3
甘いもの好きのコーヒー飲み- yuma自由詩105-6-2
私の横に今いない人- 快晴自由詩11*05-5-31
I_am_desperate- 月山一天自由詩405-5-31
あいとぼやき- yuma自由詩205-5-29
おまん瞑目(おまんとくれは、その壱)- 佐々宝砂自由詩205-5-29
Lake_Champlain- 月山一天自由詩12*05-5-29
マジックミラー- ポンテク自由詩2*05-5-29
つまらない日々- チアーヌ自由詩605-5-27
優しさについて- e R i自由詩3*05-5-26
そのとき鳥は飛んでいなかった- ベンジャ ...自由詩6*05-5-26
友よ- 虹村 凌自由詩2*05-5-26
なでなでしてね- チアーヌ自由詩705-5-20
coffee- 自由詩15*05-5-20
甘栗むいちゃいました- マスイジ ...自由詩58*05-5-18
- 小倉 夢 ...自由詩505-5-14
「源」- 自由詩3*05-5-9
入学式- ヤギ自由詩3*05-5-3
朝焼けパン- ピッピ自由詩405-5-2
忍者- 高橋正英自由詩10*05-5-2

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