バスケ大会の決勝で、本田クンにアピールしようとしたのが悪かった。
ボールをキャッチミス。左、親指を骨折。病院行き。

真っ白であったギブスは、すでに文字で埋め尽くされ、
ちょっとしたアート ....
落ち逝く感覚 沈み逝く肢体
何を見たか等 記録しているわけも無い
記憶 無く
視界は動かない
意思の停止 動機の不動
重さは枯れず 世界に縛られた
それすらも覚えず 光を見る


私 ....
?.

{引用=
「俺は白だ!」空が泣いていた。空は自分のことを白色だと信じて疑
わなかったのだ。「違うよ、君は青色なんだ」「嘘ばっかり!」どう
しても聞いてくれない空に、僕は鏡を持ち出した ....
少年は
旅に出た

真っ白なノートを
一冊持って

そのノートに
この世のすべての言葉を

すべての意味を
書くために

街には
言葉が溢れていた

朝には朝の
 ....
辞書は本当は辞書になんか
なりたくなかったんだよ
本当は絵本になりたかったのさ

だから、辞書は本棚で寝ている間
書かれているすべての文字を
手荷物預かり所に預けて
夢の中で
 ....
午前3時33分33秒になったら
こっそりと本棚から
辞書を取り出してごらん
 
99頁と100頁の間に
もう1頁できていて
そこにはとても大切なことが
書いてあるから
 
で ....
青く澄んだ空と
ぽっかりと静かに
浮かんだ
白い雲たち

そんな空とは
対照的に
私の友達は
隣で泣いている

慰めてあげられる
いい言葉も見つからなくて
ただ呆然と
立ち尽 ....
深い霧の中から現れた「鳥の人」は初めて会う種族の人間だった
噂では深い霧の立ち込める日にそびえ立つ巨塔の元に時折現れる
とのことだったが、それがこんな場所だとは思ってもいなかった。
祖父の話では ....
上ばっか向いてないで
たまには下を見てみなよ。
一息ついてみて

地に立っている事 地があるこそ
これからの未来が広がる訳だから
画用紙に書いた思い出を
消しゴムで消してゆく
書き込む時と
同じくらいにていねいに

そしてうすくけばだった
画用紙を抱えたままで
真っ白になりました、と

少しだけ泣いた
  
 ....
口裂け女の噂を広めた女性は口が裂けていた

公衆電話はワープ装置としても使われている

ティッシュペーパーの72組目は他と質が違う

夜が訪れると同時に太陽は体育座りをして行儀よく次の ....
どこまでも続くこの空は 徒然

それぞれの 秋 思いを乗せた 雲は 流れて行くそうな

明日といふ日を追いかけもして

夕暮れに 辿り着く あかね色に染まりながら

伝えて

 ....
あまりもの惨劇に助けを求める声も

痛みに耐えかねて叫ぶ声も

この電話線一つで貴方まで届く。

それを聞いたなら

貴方は一体何をしてくれるの?
触れ合うこころが欲しかっただけ

伸ばした手を引いてくれたのは

あなた

届かぬ想いを拾い集めてくれたのは

あなた



何がいけなかったというの

そっと寄り添いた ....
みなとみらいの街のガラガラにひび割れた道路を
 ズタ袋を背負って歩く君の姿が
俺には想像できる

深い霧の立ち込めた街には
 まだ日が昇らない
薄もやの中で君は腰を下ろし
 ズタ袋からペ ....
愛のうた 歌う楽器が ウクレレて

(私は大阪人です)
今、
僕の横で泣く君は誰を思っているのだろう?

別れたあの人のことだろうか?
それとも僕のことだろうか?

おそらく
君の悲しみは僕にはわからないだろう。

僕の腕の中で泣く君よ、 ....
求めるものがあり それを手に入れたいのなら 努力しろ
求めるものもなく 手に入れる術も知らないのなら 死んでしまえ
ちょうどいい
ぐらいの悲しみをちょうだい
とんがりすぎてない
痛みをちょうだい

そしたら
きっと 幸せだから

笑ってばかりは 哀しいし
泣いてばかりも 可笑しいでしょう?

 ....
  

  恋を失って12年
  それでもだれか
  こころのなかで
  慕っているものがいたか
  どうだかわすれてしまった
  『わがノルマンデイ』* もない
  それでも人は生き ....
たった一度の私信
それだけだったけど

丁寧な感想と励まし
とてもうれしく
お人柄が伝わったから
HPを見てみたよ

きっと話もはずむだろ
また話せる日を
楽しみにしていました
 ....
わたしは誰でもなく
なんとでも呼ばれる
身近な人には
名前で呼ばれ
子供には
ママと呼ばれ
昔の知り合いには
旧姓で呼ばれ
離婚したことがあるので
そっちの名前で呼ばれ
再婚したの ....
雨音で目をさますと
玄関のドアを網戸にして
ベランダも網戸にして
家中開け放す
雨の空気を
家中に蔓延させる


   雨日儀式


内外の境界を曖昧にする
こうす ....
ひめや こはく
ゆう まつ ひ

あらがう ねね
つらつつ おく

とかそ やえせ
ちさら まろの
  
 
  カマキリが地球に足をかけている
  130億年の宇宙のいのち
  そんなにもわずかなのか
  カマキリの雄は交尾のあと
  産卵のため
  雌に食われるという
  ちいさ ....
一輪の花

辺りに仲間もいないのに

ぽつんと咲き続けるのは勇気のいることだろう

なのに世の中そういう尊さに気づかない人も多いのだ
まわる杖のなぞる
たりない 言葉

目には まだ
うつらない 

誰に 誰を重ねる

どこにも いない
今は まだ
一番きつい、つわりの時に
電車で席を替わってもらえないのに
安定期の、一番動かなくてはならない
そんな大きなお腹の時に
みな私に席を勧めるのだ

車の後ろに付けてる
ステッカーみたい ....
むかし そんな日があったのは 
かすかに覚えてはいる
僕が はたちだった とき 
脆くて 儚くて でも 強がっていた 
そんな とき

大人に歯向かうこと
大人に楯突くこと
大人にい ....
パソコンの電源を消してください
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