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氷の針が心臓に突き刺さって苦しいと思うとき 海から全ての海水が巻き上げられてぼくの口へ吸入器のように入れられるとき きっときみはひとつの歌を口ずさむ ひとつの祈りを口ずさむ、ひとつの海の駅名を口ずさむ ....
水になってひそむ
死んだ者たちの{ルビ通=とお}ったこのほそい水系に
官能の色彩はすでにない
光りの粒子のように時は流れ
序章のように生誕の時は流れ
星が囲んだ戦場につめたい炎の舌がみえ ....
下山さんの白島真さんおすすめリスト
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タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
塩の柱
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白島真
自由詩
31*
17-3-20
くにの記憶
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白島真
自由詩
27*
17-2-26
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