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午前二時 水溶星の アルタイル ガラスの海に
沈んでいく それを追いかけて 閉じていく私
*
教科書が雨降りの学校が 影が黒板に差して
私は鉄棒の下 花を胸に挿して
先生が絶望を黒板 ....
四角い
フォルムを
くずしたい
だけど
その方法が
わからない
◻︎だから◻︎
◻︎◻︎◻︎か◻︎◻︎◻︎
....
夕暮の路 小石を蹴り
空に小言。
きれいじゃない
靴を見て歩く。
前はみない。
どこからか聞こえる
各々の箱型から かほる灯と火。
夕げの支度
カチャカチャ、ジャー ....
2011/11/14 23:47
夜道、ひっそりと息吹く新芽のことを思いやる。手のしわから生え出た薄緑の突起が、寒さで枯れてしまわないよう温もってやる。ポケットに突っ込んだ手の握りは優しい。握った手 ....
曖昧な外気だ
完満たる清貧と 絶えだえに
光る 水に酔う
九十九に折る地図に匂った暮れ
謝りをただ 撫でる
肥沃の丘にくりのべる あの脚たち
を書きおろし
無欲な気化を巡るまま
こ ....
帰りの会 終わってからのカードダス
瞬いたプリズム 裏返してかげがやわぐ
かえして朝の会
かえして
あおいで 風が吹く
したじき プラスチックに傷がついて 曇る
河川敷 つまり ミラ ....