すべてのおすすめ
自分の弱さを隠したくない夜がある
誰かのせいにして誰かを求めている
そうやって明日のパズルを組み立てながら
崩れそうな不安を積み上げている
ガードレール越しで携帯を覗く子
....
知られてはいけない事と
隠したい事は意味が違う
知られたい事と
伝えたい事も大きく違う
「意外だね」って言葉が好きだ
小さな声で大きな夢を語るような
山頂の空気が美味しい ....
どおした 何がそんなに怖い
どおした そんな顔してちゃ
欲しい今日があくびをしながら
お前さぁって 説教始めちまう
リミテッド 感じれるだけの
リミテッド 勇気を集めてみる
....
終えたい理由もなく今日が終わる
月が昇らない夜を見ている
空っぽの冷蔵庫を冷やし続けるようで
ただ消耗していく心
今日すれ違ったものはなんだろうか
他人の欲望 隣人の希望
....
僕には今日の終え方がある
最後の望みの様に
ポストを覗きこむ
何か良い知らせはないかと
やっぱりそうか
そんなに上手くはいかない
分かってはいたよ
でも期待もしてたんだ
予 ....
誰かが落とす事実は僕を歪めていく
ダイレクトに目撃したものですら
ゆがんで感じてしまうことがある
自分の感情ですら疑いながら足跡を決めていく
僕の前提は経験なのか歴史なのか
手がかりは ....
例えば
誰かの活躍に勇気をもらったと
群衆の歓声が映る画面
俺は何をしているのかと
劣等感を募らせ嫉妬に溺れる
俺のサスペンスはそこに無い
例えば
流行の装いを真似てみ ....
今日を始めたからには
今日を終えていく
どこかで
家へと向かう道を
帰り道って言うけど
今朝 扉を開けて
見た道は
夢路だったのか
幸せは瞬きぐらいにあるけど
幸せ ....
都会は僕を識別し
演技力を測っては
僕に役柄を与えてくる
役柄を違えてみると
鋭く二度見しては
ため息の様な空気を漂わせる
壊れかけた夜空に月だけが浮かんで
寂しさの行き場を ....
利き手で「好き」を
書いてるうちは
まだ憧れの時
利き手を使えず
左手に持ち替えた頃合い
恋はその辺りにいる
恋を隠してること知ってほしくって
まばたきを忘れてる
....
ロボットが感情を持ったとか
人の知能を超えたとか
そんな時代が来てるらしい
ロボットが人に近づいてるのか
人がロボットに近づいてるのか
分からない時代がきそうだね
でもね
ロボッ ....
朝日をカーテン越しに
気配を感じる程度に確認する
改札機はカードひとつで
俺らしきを俺と認識する
人の目もそんなもんさ
計画はピアス程度にぶら下げて
策略は靴底に忍 ....
今夜を惜しむように
違う明日を拒むように
無抵抗に寄り添う二人たち
つないだ手は
解かれると知りながら
シンデレラの掟すら
書き換えるようとする二人たち
反対の空に浮かぶ ....
両手を背中で結んで
夜風を独り占めする様に
一歩先を進む君
結んだ指は祈りにも似て
君は無邪気に何かを願っているようで
君は気付いているかい
「これって運命かな」って真顔になったり ....
もう何度目だろう
こみ上げた微熱
確かな胸の鼓動
波音しか見えない海へと向かった
感じる心を見るために
もう何度目だろう
変わらない朝
変わらない景色
少しの微笑と少しの ....