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風をとおすダンス、火をとかすシェイク
血管が唐草模様にすけるほど、ここちよい陽ざしというこの距離は
いかなる比喩をもとかす太陽とのあいだ、いかにして結ばれたのか
血管がただひたすらに ....
福袋の中に幸福が眠っていたから
寝袋かよってツッコミいれても
寝正月を決め込んで突っ伏してるから
幸伏かよってまたツッコミいれたら
紅白の袋が破れて中身が半分こぼれ
幸が不在の不幸になった福 ....
裸の枝に実る柿
菊西 夕座
季節が頭をめぐらせて仰ぐ空へと囁くたびに
懐かしさは生まれた日の ....
歴史ばかり雄弁な片割れ石碑のどこにも書いていないが
多賀城の南門から素足をのぞかせた未開の少女が入ってきて
わたしの首になめらかな両腕をかけて影へみちびきいれた
そのときからわたしの胸には真紅の ....
Ⅰ.
夢はすべからくすべすべとしたまるい顔
ひとよんでのっぺらぼうという名の妖怪
さそわれて、肩たたかれて、ふりむけば
人まちがいだろうけれど「なんかようかい」
夜空は月の目玉を ....
「いつか」は、いつかやってくる
だがやってきたのは刑事コロンボだった
「いつか」はどうしたんです、刑事?
警部だけど、頚部損傷だから刑事でいいや
頸部損傷とは?
コウサツされました
絞殺さ ....
こんど、ほうき星とともに起きたなら
ほのおをとじこめたこの形骸を羽化して
凍りはりついたくちびるを高音でとかし
おんどく不能な音波となってはばたこう
死をもっておわるせかいが合掌ならば ....
死んでも旬でいるために
生はどんよくに波をかく
波うつことで脈ありと
信じていけるその日まで
脈動はきざまれた
きざまれてわかたれた
脈動はわかたれた
わかたれてきざまれた
わたしとあ ....
詩をさがしても必シになることはない
糸をたらして蜘蛛のようにおりてくる
視点と蜘蛛の交差点の上に支点がある
蜘蛛を息でゆらしても支点はぶれない
背と腹を交互にむけながらまわる蜘蛛
あたか ....
雪のように白くても白は色で尻にはなれない
どれほど尻にしかれようと色は椅子ではない
白の住まう城が尻であっても尻の穴はくろい
とはいえ尻の家が白かといえばいいえだろう
白は色であり家にしろとは ....
本田憲嵩さんの菊西 夕座さんおすすめリスト
(10)
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日付
風をとおすダンス、火をとかすシェイク
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菊西 夕 ...
自由詩
6
26-2-15
福袋が鳴らす鐘の音
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菊西 夕 ...
自由詩
7*
26-1-1
裸の枝に実る柿
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菊西 夕 ...
自由詩
14*
25-10-25
真紅の門からひろがる空漠をぬけていく南風
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菊西 夕 ...
自由詩
6*
25-9-13
月は夜を統べる、幻想の義眼を髑髏にはめて。
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菊西 夕 ...
自由詩
8*
25-8-15
いつかの刑事コロンボ
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菊西 夕 ...
自由詩
5*
25-2-2
ことばは生きて何度だって壁にはずむ
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菊西 夕 ...
自由詩
2*
24-8-13
死んでも旬でいるために
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菊西 夕 ...
自由詩
6*
24-6-22
無重力の殺意
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菊西 夕 ...
自由詩
3*
23-11-12
知りえようもない恍惚の槌で頭骨に築城する
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菊西 夕 ...
自由詩
5*
23-9-23
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