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白い羽が一枚
舞い降りてきた
冷たい乾いた空気の中
灰色の空を背景に
ゆらりゆらりと
右へ左へ傾きながら
緩い速度で堕ちて来た
誰にも触れられないように
汚されることのないよう ....
立ち止まって
空を見上げる
そこになにを
求めるでもなく
ただ上を向いていたい
あんまり下ばかり見ていると
堕ちてしまいそうになるから
たまには深呼吸して
空を見上げて
高みへと飛ん ....
取って付けたように放たれたアイシテルは
とてつもなく無味乾燥で商業的で
気持ちが込められていないのがあからさまで
むしろ微笑ましかった
これでいい
だってあなたは煌めくスター
舞台の上 ....
ん、まま、ん、ま
んまんま、うんま
なんだか疲れた
ん、まま、ん、ま
んまんま、うんま
でも休めない
ん、まま、ん、ま
んまんま、うんま
まだまだこれから
ん、まま、ん、 ....
内側
蟋蟀みたいな細長い脚で
かりかりと
引っかかれている
そんな感じ
続く
喉の痛み
また咳にうなされるのかと
眠ることに恐怖を覚える
そしてまた疼く
喉の内側