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少年は足裏を焦がして
靴はいつの日か隠して埋めた
角質、角質、カクシツ
玄関の隅に置いた革靴は
フローラルの香り
白い角質、剥いで
焦げ臭くなるために、外へ出る
これは始発ですかと尋ねると
彼は首を横に振る
そうか僕は遅刻したのか

車内は冷房効いてますかと彼に尋ねると
入っているのは暖房だという
そうか今は冬であったか
印あかりさんの縷々流 縷々さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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汽車(JR)- 縷々流 ...自由詩216-1-21

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