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風帯びてローファー鳴らすハイティーン戻れないわたし片道切符
さいごまで赤くならない実のなかにいっぱいにあるなんにもないたち
さか道を行って戻ってころがって恨みながらもバスには乗らない
子供たち風と戯れ駆け回る広すぎる庭自然いっぱい
川底に沈んだゴミを掃除する深呼吸したくならない臭い
秋風に紅葉の色含まれる平凡な日々色が濃くなる
休日は家族連れ多い公園内家族一つにな ....
港町夕焼け市場のおばちゃんが持たせてくれた金平糖
ビードロの光りのなかの金平糖「空に帰りたい」未明のなみだ
「金平糖の中毒ですね、食べるのはいいけど見てはいけません」
雪 ....
ゆっくりとでも足早に夏は去る陽射しが弱くなるのがわかる
永遠に今が創り出されるように幸せが咲く心の畑
朝早く毎日同じ場所で逢う野良猫の視線人懐っこい
透明な水の流れが心洗う濁っていな ....