すべてのおすすめ
赤い糸
ほっとくとだんだん透きとおって見えんようになります
そやからときどき紅を差します
雪が降る、雪が降る、
赤いハートに降り積もる
春はまだか、春はまだかと、まるくなる
わたしを見て
瞳に映るわたしだけがわたし
わたしがわたしでいるために、わたしを見て
隣の芝生が青くみえる丑三つ時
いっそ眠れないならと珈琲を飲み
ため息、またひとつ
ひとは、これほど醜いのか
愛は、これほど弱いのか
ただ祈るしかないのか
※2005.7.7 ロンドン同時爆破事件の日によんだ詩
今、一度
お布団の中、あと一分、、三分、、、
起きた後の喧騒と引き替えにしたってかまいやしない
冬のまどろみは 快楽だ
風景がちがう
あなたがいないだけなのに
ただ、いないだけなのに
あなたのポッケに手をすべりこませると
もれなくあなたの手もついてくる
ぱんぱん 幸せ ぱんぱん