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毛布の中に丸まって
時間だけが過ぎていく
閉じた瞼の奥の方
意識だけが冴えわたる

アルコールが足りないぜ
クスリを持ってこい
出来損ないのデイトリッパー
今日も今日とて逃避行

 ....
ガキの頃から消えやしない
神をも恐れぬ万能感
何でもできる気がしてる
実際はどうだかなんて
そんなの些細なことだろう

ティッシュ配り断るの苦手
散髪の予約がめんどくせぇ
ムカつくこと ....
鈍痛で目が覚める
平日の昼下がり
調子が悪いんだ
いつものことだけど

気つけのアルコール
ツマミが無いな
まぁ別にいいか
たまにはいいもんが飲みたい

不健康な幸せだな
噛みし ....
酷く孤独が怖いのに
愛され方がわかりません
男子小学生のような理屈を
恥ずかしげもなく謳います

誰かと一緒ならそれがいいです
死の行進でもかまいません
喜んで従います

正しさなん ....
{ルビ子供=ガキ}の頃はよく褒められた
「聞きわけのいい子」だなんて
言いたいことが無かっただけで
やりたいことが無かっただけで

歳を食ってそれに気付いて
今さら何をする気もねぇ
とり ....
僅かばかりの幸せを
漉し取るように味わう日々
まるで奴隷か囚人だな
思い当たる罪なら山ほどあるが

これでも少しはマシな方らしい
だからどうしたと言うんだ
俺より不幸な人間がいたところで ....
嗚呼、今日もまた
死んだ目で笑う作業が始まる
虚像を作るのも楽じゃない
けれど今さら捨てられもしない

慰めの言葉なんかじゃ傷は癒えない
そんなことわかりきってるはずなのに
ほらまた
 ....
雲ひとつ無い空の下
傘を片手に屋根の上
風が吹くの待っている
強く吹くのを待っている

蝙蝠傘くるり
風がさらうの待っている
いつか夢見た世界まで
運んでくれるの待っている

薫る ....
遠目から見れば透明な少女
空虚なココロは空気より軽い

二束三文で売った純潔
青い春はこれにて終結

「これっぽっちの温もりだったら
ひとりぼっちと大差ないや」

傷付いたって気付い ....
金子茶琳さんの捨我さんおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
デイトリッパー- 捨我自由詩115-5-17
堕天- 捨我自由詩115-4-19
酔い待ち- 捨我自由詩215-4-18
孤毒- 捨我自由詩115-4-16
これが私の卑しさです- 捨我自由詩215-4-15
慎ましき日々- 捨我自由詩115-4-5
誘蛾灯- 捨我自由詩115-4-4
少女空挺部隊- 捨我自由詩315-3-1
五月雨ガール- 捨我自由詩115-2-28

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