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木漏れ日から、ふと宇宙を直観するような時がある。
それとよく似た体験を、―― 作者としてコメントを受けたとき
作品を見直しながら、ふと―― していることがある。
そんな時は、たいてい、その作品と ....
牙のある天使が夕焼けも見ないで
独り 膝を抱えて座っていた。
全身に受けた燃えるようなオレンヂのひかりも
全身を包むように前に広げた大きな羽根も
寂しさを覆いきれない そんな夕焼けの場 ....
喉に巻きついた嘘の鎖
ぶちまけて掻き消した眼差し
厭うべきものはなく
ただ、最後まで待てぬことばかり
燃える羽毛の檻の中で
....