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僕がいくら部屋に閉じこもって
この部屋の空気を濁したって
窓を開けた先の空気は澄んでいる
そういうものだよね
いくら夏の砂つぶを挟んだままのサンダルを
玄関に置いていたって
誰も僕を連れ出 ....
透明な風は心を揺らす
風鈴の鳴き声は自然体だ
古い硝子に透けた空が
波打つ海に似ていた
思わずあなたを呼びたくなるのは白い心のせいだ
晴れやかなそらが描かれている硝子に触れている ....
一度だけ 今
悲しくなりそう
遠い日の出来事は
影に住んでいる
小さな頃にあふれてたこと
今更この目に映ってる
足元の木漏れ日は
万華鏡よりも輝いて
僕を励ましてくれる
....