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匂いもない

水色でも灰色でもピンク色でもない

うすっぺらな花びらを

わたしはなぜ好むのだろう

日本人の殺人事件は

その半分が親族殺人だという

そういう遺伝子とくっついて

匂いもない

水 ....
春ショール羽根を纏ひてゐる心地 喫煙所の緑は
所々穴が開いている
この細胞を奪ったのは
私だろう

欠損を埋めることも叶わず
奪われながらも唯生きる命は
美しいと
云う賛辞を受けとるだろうか

今日も
命を削る白煙を呑む
私は
私の ....
それは
かつて、
波であり、雨であり、
きみであり、ぼくであった、
青い黎明の影に涼しく揺れる、
ひとつぶの露。

魂は、ほどけて、
空の記憶、海の記憶、大地の記憶、愛の記憶 ....
真昼の烈光は
漂白剤のように
景色も
僕の影も
脳も
真っ白にしていく

何もない


真昼なり
しろく




影を反射させながら


日射しを融かした水を馴染ませ



一足飛びの夏が




17歳の僕の

すぐ



そばにあった
最近
中二の娘が笑わない
あまりにも無愛想なので
お前最近目付きがゴジラに似てきたな

言ったら
本当にゴジラみたいな目で睨んできた

あまりにも怖かったので
さっさと自室に逃げた

翌日
静岡に帰 ....
重力ではなく
ゼンマイの応力でもなく
電気でもクオーツでもない
泡がハジケル時計
誰とも共有しない
自分だけの時間軸
たどり着くことなど
どうでもいいから
ゆっくり
静かに
体内時計に染み込む
泡の
 ....
月と火星がとなりんこ

そんなこととは露知らず

太陽あびてひかりんこ

ひとも誰かととなりんこ

そんなことさえ忘れちまって

正義の旗ふりだまりんこ


ああ、とかく

この世は住みにくい

月と ....
くらいくらい深海の臍から

無邪気な兄弟姉妹たちが

いっせいに涌き出してはひろがってゆ く


役目を終えた哀しみや怒りは

宝石となってポロポロとこぼれおち

人知れず海底を彩る


ひかり ....
なびくことだけに潔癖であろうとする花と舌先、貴女のぬばたま お墓参りは楽しいな

ふしぎな通信

ふしぎな記号

お墓参りは清しいな


だってあふれるDNA

その容れ物の骨組みが

きっと?のキーだから


お墓参りは楽しいな

ふしぎな通信

ふしぎな記 ....
青い
申し分ない青さだ
今日も大気は健在だ

まるで成層圏にいるかのように

青い

東に配し 春の色

青春なり
(ボクめせん)

おかあさん だいじょうぶですか。
ねつ早くなおるといいですね。
ぼくもがんばりたいとおもっています。
ねつがなおったら、あかるくたのしく ....
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