言葉なんていらないなんて言ってみる。
水族館はもう飽きた
ぼくらは都市を閉じ込めたかった
一瞬を
フラッシュをたいて、めをつぶらぬよう
外は豪雨と雷
出られないね、とつぶやいて
 ....
太陽が眩しい
朝帰りの
誰に電話しても出なかったほんとに
困ったときにわたしは誰にはなせばいいのか
すぐに顔が浮かばない
宙ぶらりんな生活ずいぶん前に蚊に刺されたとこがかゆい。
これが治れ ....
万華鏡をくるりくるりと
まわすたびに
流れ星くるくるりとながれて
すこしずつあかるくなっていく
うみ

ほらむこうがわをのぞくと
なつのそら
なんとなくことばをはっしてみたくなる
ひかりみたいにさ
キラッキラッてひかるといいなあって
ひらがなにひとさしゆびをそえてみる
りゅうせんけいをえがいておちていく
からだ
ほほをつたうなみ ....
あーえっちしたい
えっち、ゃんしたい
自分の右胸をつかんでやらかくてこのやらかさで人をしあわせにできるのなら、それってすてきなことかしらと思う。
人間にもおっぱいあってよかった。
高校生のどうしようもない上から目線の会話が誰にもしばられない笑いがコンビニのパンやおにぎりが彼らを育てた異性がいないことへの解放感と高校生の声ってみんな似てるのと同じような猿が集まって嬉しそうなのと猿 .... つらいよ泣きたいよ死にたいよ
なんでこんなにも楽しそうなんですもの
ずるいずるいずるい
悩みなんかうちあけるな
不幸ですって顔しててください
心ってかたちじゃないからやっかいだよ、
もうそ ....
えいえんのねばーらんどへいきたいなぁ
あめりかざりがにをつかまえにいきたいな
つゆになったのにあめはふらないしなつみたいにあついしたいようがあったかい
まどのむこうがわからさんさんとはやくつれてってね ....
わざわざ人の匂いをかいでみる
ネット詩人の詩で涙が出そう
主語とか述語とかどうだっていーじゃん
伝えたい気持ちにかたちなんかない
ぜんぶうそだ。みぬけみぬいてくれ。夜、寝ているあいだわたしたち ....
恋人の胸から腹を人差し指で切り開くイメージいめーじ
中にはたくさんの臓物と水と血
それらが休むことなく動いて恋人を形成している
私は、あなたの体に耳をあててその蠢きを聴いている
ここまで愛した ....
おんなのこは慕ったら図に喋るのです
やわらかいはだはきずつけられるためにある紅いジャムはちみつまーがりん
くちびるが6月の花びら左目の片隅で覚えてた
髪はくるんと栗鼠の尾っぽかわいい白い歯でくる ....
名刺の扱い方がわからない
その仕事を40年、続けていけるか
営業から視野が広がる、父さん。
世田谷の人材が欲しいと思っても世田谷だけに広告を出しただけじゃ人が集まらない、父さん。は昔ナビスコの営 ....
からだのすきまからくうきが
めにみえない
こぼれものがこぼれていく
それはうちゅうのもととなるものかもしれない
どんどんじょうはつしていくの

ひきとめておいてください
そのてをひっぱっ ....
電話でもメールでもたくさんの話す手段はある。それでも今すぐ会いたいよ。夜通し君と話しても思ってることの30%も言えてないような気がする。
ひとり、夜、体の隙間からこぼれていく。私という宇宙で小爆発が ....
君の汗は苺ジャムの味がするのだろう。



君の後を一年と半年追いかけて
ようやくこの夏一瓶つくれそうだよ

きゅるきゅる

蓋を回す
ゆっくりと恥ずかしそうに

ぴんく色
 ....
紅茶のカップを回す。
くるくる回す。
中身だけが回る。
外は当然笑わない。
目を回すなんてことはない。
だってもう大人ですもの。
笑い方、大人の笑い方は、
右端かと思わせて ....
皮をはがれた空
君の頬は青ざめて泣き出した

その向こう側に歩いていけない
地面を這い蹲って
シャッターをひたすら切った



鼻の奥が冷たい

空はどこまでも青く遠い ....
ねむる深い呼吸は
まあるく私の体をくるんで

ひかる

あおい

ちきゅう
すかっとしたい
暑い夏にラムネを飲むような。
急な思いつき!
庭にビニールプールを膨らませて
冷たい水を張って
勢いよく飛び込むような

それはなんて薄く青い宇宙だったんだ


宇 ....
破片
を握り締めると
血は出なかった。
代わりに
宇宙に繋がろうと、もがく
やわらかなてのひらが
緊張と喜びから
深呼吸を繰り返す、
春の鳥がわななく

酔い覚めわいん

真っ白なベッドを買って

新品の小説を買って

チョコレイトを口笛代わりに咥えて

あいしてるを口ずさんだ
私が昨夜、落としたビーズ瓶を踏みつけて
粉々になったのを
太陽から泳いできた魚たちが食べる

お父さんは
ここらでいいだろうと
トランクから釣竿を2本取り出して
私たちは釣りを始めた
 ....
夜に沈んでいくてのひら
蒼い灯りは微かに私の頬をなぞる
くすぐったいよ
くくとないて

泣き虫だねと言われたの むかし
今でも泣き虫だよ わたし

ひとりぽっちで地球に立って きみは
 ....
好きという気持ちで動けないの こんなにも高いとこにいる

うそみたいに上昇していくんだ

耳を澄ませば

エスカレーターの音

もう少しで空へ


あたたかい空気は上へ上へと

だれも

だあれもいな ....
指の間から水が零れていく
その瞬間に鳥の横顔

夢から覚めたかのように頬が冷たい
パジャマに水飛沫
涙の跡のようにてんてんと残して


水に放して

捕まえて


また、放し ....
おんなのこはバナナとイチゴがすき
まるみのおびたちいさなスプーンで
くりーむをたがいのはなのあたまにくっつけあうのです
つくりかたはバナナとイチゴをスプーンのうらでつぶしながら
ふにゃふにゃふ ....
昨日、ビールを家で飲んだ。
初めてひとりで飲んだ。
苦くてどうしようもなかったので
ギンギンに冷えたチョコレートを口の中で溶かしながら飲んだ。

にがいにがいと言いながら。
ぽこぽこと生まれた涙を瓶に集めて
ひとりで海開きをした
描いたような月
逃げたい夜
蒼い景色
片腕にロックを歌う魚噛み付かせて
血を滴らせている
犬は走るしかない
疲れたら眠るしかない
蒼い間に魚をたくさん捕まえろ
ki(131)
タイトル カテゴリ Point 日付
東京タワーに行ってきた。自由詩4*07/10/24 22:25
朝帰り自由詩407/8/14 6:52
 万華鏡のおと 流れ星が流れるのおと自由詩107/8/14 6:40
ながれぼし自由詩207/8/14 6:33
えっちゃん未詩・独白107/7/17 7:03
後部座席の男子高校生未詩・独白007/7/8 2:03
だいきらいだ。未詩・独白1*07/7/8 1:56
えびちゃん へ。携帯写真+ ...107/7/3 2:12
きみの名前を反芻している。未詩・独白007/7/3 1:39
左腕と右腕でわたしをだいてよクーラーの風邪がうつる未詩・独白207/7/3 1:21
やらせてよ女の子。未詩・独白0*07/7/3 0:19
内定が内定を呼ぶ!呼べ!呼ぼう!予防。予報。未詩・独白007/5/31 16:32
きみをみつめるからちきゅうがたんじょうした未詩・独白407/5/31 16:24
こいびと へ未詩・独白2*07/5/29 1:41
苺ジャム自由詩107/5/8 9:45
_未詩・独白007/5/8 9:43
君が泣いた日自由詩107/5/8 9:37
ひかる、オゾン[group]自由詩207/4/19 3:05
もっともっとひろいせかいをみたいんだ[group]自由詩1*07/4/12 3:24
宇宙に、いきたい、[group]自由詩1*07/3/10 7:28
恋をした自由詩506/12/12 16:59
お父さんの車は私の知らない場所に走っていく自由詩706/12/12 16:55
いのる自由詩606/10/13 2:04
Doll自由詩206/10/6 2:32
デパートメント自由詩0*06/10/6 2:30
水飛沫自由詩206/10/6 2:29
こいぬとこねこ自由詩206/9/16 4:24
こどもびぃる自由詩306/9/16 4:22
8月31日自由詩206/9/16 4:20
ロック自由詩506/9/12 3:34

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