休みの日の朝、6月
旅立ちを目の前にしたツバメの鳴き声よ
レースのカーテンを透した
陽光に包まれし温もりよ 子供たちの歌声よ
コンビニでプリンをひとつ買った
代金を払って待っていると、 ....
私が好きな淡い色
夜の下を上ってくる
迷子は星の井戸に落ち
いそいで獏が去ってゆく
溜息は草も揺らさない
だんな様の瞳が火事だ
どんなにすごい詩人でも
言葉で木の葉を揺らすことはできないだろう
しかし
木の葉が風に微かに揺れる
それを見ただけで誰でも人は詩人になれる
しかし
私は福井県の小浜 ....
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