バドワイザーを飲みながら
後ろから聞こえる無音を流して
ネコを愛でる

彼らは無邪気で無垢で邪念がない

バドワイザーが無くなって
聞こえていたテレビの音も無くなり
ネコは寝た
 ....
街の光が消えゆく中

ワイングラスに赤ワイン

夏には冷たく、と

冷蔵庫に入っていた。



憧れ続けた東京摩天楼

きみを此処から眺めてみる

ポツポツと消える都会 ....
少しセウユの香りが混じった湿気が、今日のぼくにまとわりつく

辺りは突然コートを脱ぎ捨て
足の指先を見せびらかせながら
ネオンの街を颯爽と舞っている

あ れ  ....
書物を読んだ

それはそれは ぼくの言葉では
この拙い言語の引き出しが悔やまれるくらい
静かで激しく吸い込まれる並ぶ言葉であった

ページをタタンデ
改札から向かう家路
毎夜 左上 ....
うめぼし(4)
タイトル カテゴリ Point 日付
三月のネコ。自由詩120/3/3 1:10
4階自由詩117/7/15 1:16
キャンディー自由詩013/5/15 22:46
ヨゾラ自由詩412/12/7 1:55

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