すこやかな眠りのなかにいる
夜に沈みゆく胸の中
あたたかいよどみが根を張っている

迫りくる楽園の音
その手はつめたく喉にのびて
まだ、いつまでも、と言う

そうやって歩きつづけて
 ....
まだやわらかくそこに満ちている輝きたちのこと
吐き出せない清さ

いま、翅をひろげ
とおい夜の鐘を抱き
光の矢を待っている

しろく灯す窓のふち
憎可愛さは罪ですか
嘘を染めて、ゆる ....
いばらの影に
脈打つカルマ
音色を聴いて
たたずむ青さの
うつくしい夜明け

明日も深呼吸して
そのときを待ってる
だから、行くね

押さえ付けて
轢き潰して
そんなもの
そ ....
その花の悶えるさま
太陽を切り抜いて
ふさぐベルベットの壁に
寄り掛かる深淵

波の音を聴く
心の中
ひとの道がある

ゆっくりと
這うように跳ねる
明日からばら色の日々
燃え ....
白詰ちゅか(4)
タイトル カテゴリ Point 日付
いきつくところ自由詩312/6/26 22:20
とうめいな朝自由詩112/6/18 23:27
試験管のまどろみ自由詩412/6/12 21:10
焦がれること自由詩312/6/12 21:01

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