あかいあかい空を 夜汽車がさらってく
ながいながい間 呼吸をとめる
たかいたかい塔で ひとり息をひそめる
知らんかおで今日も 扉をしめる
夜はいつも 人をまよわせる
けどどうかその目を ....
計算尺からこぼれた泥のにおいで
ぼくはいつも寝不足です
よどんだ街灯に殴られた両目を
どうやって隠そうか毎日必死
(ねごとは寝て言えと
(どやされた日はいつも
(近所のどぶ川でカワニナ ....
あしただね
あしただよ
そうは言ったって
特別なことばも思い浮かばず
あしたはやってくる
引退寸前のでんしゃが
えっちらおっちらと朝日を運んできて
ぼくらの決意はいったんおしまい
....
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