私は大事な髪も洗わないで
ずっと
ずっと
眠っていた
目が覚めて
体を起こしても
背筋は弧を描き続けて
何がそうさせるのか
考えている間に
また眠ってしまった
....
人に知られたら
笑われるかもしれないけど
想像してしまうんだもの
仕方ないわ
仕方ないと言うしか無い
視覚と感情のマテリアルで
うまく作られた映像を
惜し気も ....
降り積もりすぎている
蹴り倒せられるけど
それは右脳を殺す事になる
欲求が
毛穴から細胞から
溢れているの
首筋には
濃い鬱血のあと
アレが切れて
もう数 ....
一番になって
支配したって
そんな気になってるだけで
誰もそんな事承知してないよ
国が定めた法律でも無いのに
君らに従う理由は無い
気に入らないってだけで
人を否定するな ....
間違いない
これは事実
人工的では無い事実
必然的な自然の末の
人工的では無い事実
視覚と聴覚
やがて陶酔しました
目なんか塩水で保護されています
過保護な ....
海に洗われてみたい
この体丸ごと
心臓を海水に浮かばせて
清めてもらいたい
くすんだ色が流れ出ても
太平洋がごくんと
飲み込んでくれたら
私は
また ....
何も持っていなくて
でもそれは嘘で
沢山の物を持っていて
でもそれも嘘
人間って一体…
こういう風に吹かれていると
小さな真実が正体を現す
....
風は髪を激しく弄んでいくけれど
奪い取らないでいてくれる
昨日纏わせた
桜の香りだけを
上手に連れ去って
どこまで行くのだろう
素敵なあの人の
嗅覚に感じ ....
あなたはきっと
私が敷いた
カーペットの上を歩いて
私の傍まで来る
今
一歩を踏み出したのね
遥か彼方に延びる先に
ずんと
重さを感じたの
....
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