自分が愛する人を「今は」自分では幸せにすることができないと、
祈ることしか出来ないと気づいた時の辛さよ
(片想いや二股をしたことのある人なら誰でも経験したことのあるだろう葛藤)
愛する人さえ ....
左手にコーヒーカップを
右手にペンを
耳にヘッドフォンを
鼻にカシスの香りを
目にテレビモニターを
あなたにいっぱいの祈りと愛を
孤独におおきな毛布を
こころに決意を
「まずしゅた ....
冷たい夕日が笑ってる
チョコレート湯煎で溶かすの幸せのかたちに
あなたの二の腕まぶしくて
イチゴパイみたいなお家に住みたい
火がないとこから煙はたたない?so what?
....
陶器の、背の高いコップに入った冷たい水道水と、銀色の大きなフォーク。
きりりと冷えた冬の水道水。すましたフォークはあやういバランスでコップにたたずむ。触れただけで指が切れてしまいそう。
丁寧に ....
あるところに木こりがいた。
ただ木をきるだけの毎日だった彼
木をなにかのために切っていたが、なんのためかは分からない。
木こりはうつを患ってしまった。
木こりを木を切ることを忘れ
海 ....
雨降られて、濡れたシャツ
おおきな声で叫ぶ女
きりきり。私の人生
すべてがじぶんの思い通りになると信じて疑わなかった10代
三日三晩全力で描き切った唄が
すべて絵に描いた餅、今吐き出されて白 ....
あなたの似顔を描いていました。
もう56回目です。
ちっともうまくならないどころか下手になっている気がします。
うまくいかないたびに「覚悟」という氷水でさっぱりするのですが
また何度で ....
つめたいかぜをほっぺにかんじて
みみをあかくとがらせて
ふわりと、さわやかに
たんさんすいのようにはじけた
うつくしいひのひかり
ぱりっとしたあさづゆ
しんこきゅうおいて
ぷろの ....
なんとなく息を吸うのが苦しくて
ぐるぐる鉛筆で紙に円を描く
からっぽ
子供のように特に意味もなく書いたそれ
円は次第に大きくなって井戸みたいになってしまった
まっさかさま
....
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