加速していく怒りや悲しみ
あなたと二人のドライブ
飛び火で染まる秋の夕暮れ
がんじからめで得たいの知れないあたしの感情
ラヴに変わる恋心は憎しみ
早まったスピードに
車の窓の隙間から
あ ....
ゆるやかに伸びてくる腕を
気付いたらあたしは掴んでいて
その手をすぐに離した
「嫌いじゃないよ」
「やさしすぎて恐いだけ」
あの華のつるみたいに
純白で 棘なんかないのに
刺されてしまい ....
スポットライトを浴びたわたしに
憂いや孤独 怖いものなど何ひとつなかった
シックな服もメルヘンな服も
わたしを抱きしめてくれるから何も恐れずにすんだ
ピンクの素足 あまい鎖骨
いつまでも照ら ....
猫の死体につづく道は下水道
たいせつな宝物たちはぜんぶ捨てて歩いていくことにした
わたしとても自由だわ
愛するあの人も今じゃもう思い出せない星屑
人のいない水族館みたい
うろこの冷たさや動物 ....
ai(4)
タイトル カテゴリ Point 日付
行き先はグッバイ自由詩110/11/20 16:30
最果て自由詩010/11/5 12:48
暗闇のまいご自由詩010/11/2 4:22
道連れ自由詩310/10/26 13:20

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