二三度壁を叩いてみたけれどが、そのどれも返答は無く沈黙に僕とすれば親指の付け根で擦り切れて下ろし金でとどめだどうしていつも助走に遅れるそれは運動会マラソンに使うピストルが馬鹿みたいにわめくからだによく .... 私は使い古した水瓶の中にいた。
水は蒸発しかかっていて、僅かに足にへばり付くばかり。
ある日、大きな両の手がその空間の天井をずらし、私を拾い上げた。薄目で見下ろした水瓶の内壁には、藻のようなものが ....
朝 目覚めると、僕の身体の上には一つの箱が置かれていた。
それは薄汚れていて、大きい。降るとカラカラと音を立てた。
「奇怪だ、目覚めたばかりの僕にこんなものが用意されているなんて。
 奇怪だ、こ ....
はるやま(3)
タイトル カテゴリ Point 日付
よぞう自由詩010/4/29 15:32
襤褸を着た男自由詩010/3/15 22:38
開封する自由詩3*10/3/9 18:25

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