自転車の車輪は踏み切りの前で空回りする
かごに詰まった彼岸花が静かに物語る
またいつか
そういって車窓から手を振る君を見ようと思ったんだけど
ただ僕はここにたたずんでいる

自転車 ....
忘れ物の鞄を
ひっくり返した
ころり、と
僕の心臓が床に転がる
さぎ(2)
タイトル カテゴリ Point 日付
ふみきりのうた自由詩010/3/6 16:51
教室のふうけい自由詩110/3/4 2:45

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