?寂しさ?ってさ
暇を持て余した
自分自身が
勝手に作り出した
感情なんだよ
誰のせいでもないんだ
貴方のせいでも
あの人のせいでも‥
あの日から
私の身 ....
ひとりひとり
心の中に
鈴を持っていると思うんだ
嬉しい時は
シャンシャン鳴り響いて
寂しい時は
チリリーン‥
華がある人って
きっと
たくさんの鈴を ....
深い深い海の底で
私たちは出会ったの
深い深い海の底で
私たちは恋をしたの
色も音も嘘も裏も
暗い闇の中に消えて
言葉よりも形よりも
確かなもの伝え合うの ....
白い雲は
太陽を
追いかけてた
届かないと解ってても
追いかけて
追いかけて‥
夕暮れ時‥
白い雲は
太陽が
山の向こうに隠れるまで
その柔和な光を ....
夜の"海"は既に
この町を
飲み込んでしまった‥
"波"に抗い
もがきながら
やっとの思いで掴んだのは
水面に浮かぶ満月だった
ゆら ....
貴方の声が
私の耳を
くすぐったから‥
貴方の言葉が
私の心を
くすぐったから‥
ふと 思い出して
くすぐったくて‥
くすぐったくて‥
また 思い返して
くすぐ ....
夕暮れ時‥
太陽が
一日の中で
いちばん
優しい笑顔になる時‥
淡い暖色の両腕を広げ
そっと
抱き締めてくれる
そっと
囁いてくれる‥
....
ここんとこ ずっと
お疲れ気味で
溜め息まじりの帰り道
ふと
見上げた夜空に
ｼｬﾝﾊﾟﾝｺﾞｰﾙﾄﾞの月が
優しく微笑んでた‥
『君もこの月を
見てたらいいなぁ ....
指先でそっと
触れるだけじゃ
吐息さえも出ないのに
上辺に見える
透き通った水なら
いくらだってあげる
誰にだってあげる‥
ねぇ
もっと奥まで来てよ
ぐちゃぐ ....
脅えて震えるｺｺﾛ
鳥籠に入れた
もう誰からも
傷つけられないように
もう誰からも
優しくされないように‥
朝になったら
綺麗な水をあげるよ
泣かないでおくれ‥ ....
強引なわりに
照れ屋さんで‥
甘えん坊なくせに
強がってしまう君‥
『たまには素直に
甘えていいんだよ』
‥なんて
言わないよ
強がる君が
大好きだ ....
黄金色した月の夜は
眠りに就くのが
もったいなくて
こっそり家を抜け出して
ひとり 月夜の散歩道‥
月の灯りは螺旋のように
冷たい夜気を振り払い
僕を優しく包んでくれる‥ ....
ﾄﾞｰﾅﾂを買った
大好きなﾁｮｺﾌｧｯｼｮﾝ
ひと口めをかじった後で
ﾄﾞｰﾅﾂの代金は
支払ったけど
ﾄﾞｰﾅﾂの穴の代金は
支払っていないｺﾄに
気がついた
....
時々思うんだ‥
実は 人間って
卵で産まれてるんじゃ
ないかな‥って
肉体は
単なる殻(容器)で
魂(精神)こそが
本来の人間の姿
いつか 魂が
肉体 ....
貴方の心‥
静謐で柔らかな“白”に
冷たい孤独の“黒”が
いくつも
突き刺さってるみたい‥
貴方の“黒”を掴み取って
ガリガリと
噛み砕いてあげたい‥
切れた口 ....
じれったい指先は
弾くように
摘むように
ただ
じれったいままに‥
すぼめたくちびるで
痺れるような
熱い吐息
私の瞼に
そっと そっと
押し当てて欲しいの‥
....
眠れない夜
目を瞑ると‥
ね‥
また‥
銀色の薔薇が
香り出すの‥
貴方と別れた
あの日から
“白い星の瞬き”と
“黒い夏の翳り”と
“蒼い溜め ....
最初は
水溜まりだと思ってた‥
退屈だったから
爪先でツンツンって
遊んでたら‥
いつの間にか
小さな湖に変わってて‥
不思議に思って
水面を覗いたら‥
....
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