街の電線にサンタがたくさん ぶらさがっている
こどもたちはそれをみながら 笑うに笑えない
すこしばかり怖い 気持ちでみつめている
夜になって 星がチカチカでるのを待ちましょう
それほ ....
二人で均衡をえられるように、ひとりは少し前に座った。
錆びた支点が何度もギーガー、鳴って、夜の星は笑った。
それから、、ジャンプして重力のないところまで行こうとした。
着地した公園に ....
若い感情は、体を這う蟻の群れ。
冬の晩、流星群に期待がふくらんだ僕らは、コートを着て寒い外に出た。
風船みたいに漂いたかったけど、じっと
公園の夜空に降る星をみていた。
みんな流れては ....
夢はささやかな土になることでもある。
身体中を這う、冷たくて細い水路はわたしだけの快感。
木の根を抱きしめる感触は、暖かいのか冷たいのかしりたい。
上に向かって木を伸ば ....
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