机の右端に、
突如として、
全長5ミリぐらいの猫が現われ、
「みー、みー」言いながら、
ノートパソコンの上に登り、
「みー、みー」言いながら、
キーボードの上を通過し、
降り、
「みー ....
鍵盤楽器の歯を、トン、と、押した一音で、

色とりどりの、

濡れたパステルが溶け出し、

身体の中に流れ出す。

だから、

私は、

死ぬまで生き続けられる。

夏の空 ....
僕は僕であり。
俺は俺であり。
私は私であり。

そんなもんだから、
独りでいることが穏やかで。

ウォーキング用のタオルを干しながら。
ジョギング用の靴下を繕いながら。
ランニング ....
朝は、
最寄りの駅まで走るための時間ではなく
ラジオから流れる落語の人情噺を聴きながら
渋い野菜茶をゆっくりと喉に通過させる。
そんな涙を流すための「ひととき」でありたい。
ぜいたくぜいたく ....
きゃっとむーん大葉(4)
タイトル カテゴリ Point 日付
『ねこ』自由詩110/3/9 19:31
彩。自由詩109/9/20 15:57
『平和』自由詩109/9/3 18:06
あたりまえのこと。自由詩308/10/29 19:40

Home
0.05sec.