いつしか、
あたりまえのように車の運転ができるようになって
あたりまえのように仕事をはじめた
21本のろうそくは多すぎて
ケーキは穴だらけになった
でもね
にんげんは
と ....
満員電車にのって
おじさんの大きなお腹に
つぶれそうになって
呼吸困難
外は真っ暗
家に着く
待ちわびた今日が
終わってしまった
なんて
玄関まできて思っ ....
こばむように
ゆれていたんだ
ある日
あなたの繊細な肌にふれて
かみさまをはじめて
尊敬した
とくん、とゆれる
脈を
にんげんのものだと、おもえなくて
いちにちも ....
うれしいってとても
わくわくする
やさしさって
そわそわする
なにかを愛でたとき
なにかを求めてしまった
おもいだしては泣いて
まだ表現ほうほうが見つからない
つたえた ....
かんけいが深くなるたびに
こわれていく音がしました
それはそれは痛かった
私はかんかくなんて、わすれてしまうけれど
ちいさな目がはれいて そっと気づいた
泣い ....
あのひ、ほしを
抱いた
かがやきを濁らせて
ほれたフリをする
きっと
かなしみだったけど、必然だった
あのひは、うみを
抱いた
知っていたの
なまあたたかい潮 ....
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